ポニーキャニオン、22年4月〜9月期は増収も原価率の上昇が響き減益
フジ・メディア・ホールディングスは11月2日、2023年3月期第2四半期の連結業績(2022年4月1日〜2022年9月30日)を発表した。
同社グループ会社であるポニーキャニオンについて、当第2四半期連結累計期間は、配給を担った劇場版アニメ映画『五等分の花嫁』が大ヒットとなったことや、イベント・コンサート収入が回復傾向となり売上高全体では前年同期比13.1%増の167億400万円となったが、音楽・映像パッケージや配信などでの原価率の上昇が響き営業利益は同58.6%減の4億3,400万円となった。
フジパシフィックミュージックは、著作権使用料収入が第2四半期に復調したほか、イベント・コンサート関連収入が寄与したことで売上高全体では増収となったが、営業活動の再開などにより販管費が増加したことで僅かに減益となった。
ニッポン放送は、放送収入の減少が響き売上高全体では前年同期比5.4%減の63億7,300万円となったが、イベント事業での原価率の改善や配信等のデジタル領域での収入増加により営業利益は8.7%増の3億2,800万円となった。
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