2022年第1四半期音楽配信売上は前年同期比118%の251億円、四半期ベースで初の250億円超でストリーミング売上は前年同期比128%の218億円でシェア9割に迫る勢いに

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日本レコード協会は6月3日、同協会加盟全社の集計による2022年第1四半期(1月〜3月)の音楽配信売上実績を公表した。

2022年第1四半期の音楽配信売上は、前年同期比118%の251億900万円となった。四半期ベースでの250億円超えは、音楽配信統計集計開始以来初となる。

ダウンロードにおいて、シングルトラックの数量と金額は前年同期比85%の1,243万ダウンロード/同80%の19億2,700万円、アルバムは同81%の97万ダウンロード/同85%の11億8,700万円、音楽ビデオは同68%の6万ダウンロード/同1%の2,000万円、この結果、ダウンロード全体で同84%の1,346万ダウンロード/金額は同82%の31億3,400万円となった。

ストリーミングにおいて、サブスクリプション/音楽は同124%の181億8,500万円、サブスクリプション/音楽ビデオは同164%の9億7,100万円、広告収入/音楽は同168%の10億3,300万円、広告収入/音楽ビデオは同127%の15億6,600万円となり、この結果、ストリーミング全体の合計は同128%の217億5,500万円となった。

その他は、2億2,100万円となった。

なお、今期より市場動向を踏まえた集計区分の変更を行った。「Master ringtones」「Ringback tones」は「その他」に統合し、ダウンロードのカテゴリ別集計(PC配信・スマートフォン、フィーチャーフォン)を廃止している。

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