JASRAC、新会長に作曲家・弦 哲也氏が就任

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弦 哲也 JASRAC新会長

日本音楽著作権協会(JASRAC)は4月1日、同協会会長の任期満了(3月31日)に伴う選挙で、弦 哲也 正会員が選任され、4月1日付けで会長に就任したと発表した。

任期は、2022年4月1日から2024年3月31日まで。理事、監事については、6月29日開催予定の定時社員総会において、選任される予定とのこと。

弦 哲也(げん てつや)新会長プロフィル

1947年千葉県生まれ。歌手デビュー後、作曲家へ転身する。1976年「おゆき」(内藤国雄)で作曲家デビュー。
その後、ヒット曲を数多く生み出し、これまでに日本レコード大賞「吉田正賞」や「作曲賞」など多くの賞を受賞。総作曲数は2,500曲を超える。公益社団法人日本作曲家協会会長。

JASRACにおいては、評議員5期、理事3期のほか、分配委員会では委員長を務めた。

代表曲に、石川さゆり「天城越え」、石原裕次郎「北の旅人」、川中美幸「ふたり酒」、五木ひろし「人生かくれんぼ」、都はるみ「小樽運河」、水森かおり「鳥取砂丘」など。

弦 哲也新会長コメント

人々は新型コロナとの闘いに苦しみ、ロシアのウクライナ軍事侵攻に心痛めています。一日も早く心安らぐ日々が来ることを願うばかりです。
そんな状況の中で行われた選挙において会員の皆さまにご支援頂き、JASRAC会長に就任致しました。歴代の会長職を務められた大先輩の方々に比べ誠に未熟者ですが、任期中、精一杯努力する所存です。
JASRACには「改革」や「継続」といったテーマを力強く議論する理事会、そして各委員会に参加する仲間がいます。皆さんと力を合わせ、日本の音楽の発展のため、世界の平和のため、今こそ音楽の力を信じ、著作権者とJASRACが共に発展してゆく時と、その思いを強くしております。

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