スカパーJSATとフリークアウトが業務提携、コネクテッドTV領域での協業を開始

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コネクテッドTV イメージ図

スカパーJSATとフリークアウト・ホールディングス、フリークアウトは、各社のもつリソース、ノウハウを結集し、それぞれの既存事業の拡大と新規事業の創出に向けた業務提携契約を締結し、主にコネクテッドTV(CTV)領域における協業を開始する。

CTVとは、インターネットに繋がれた新しいテレビ視聴用端末をさし、さまざまな映像サービスが提供されるとともに、コンテンツのレコメンド機能等の利便性により、コロナ禍による新しい生活様式において今後さらに拡大が見込まれている。また個人の嗜好や行動のデータを利活用した広告によるコミュニケーションを効果的に行えることから、デジタルマーケティング分野においても大きな注目を集めており、CTV領域における広告配信にも期待が高まっている。

スカパーJSATは、20年以上にわたり国内最大の有料多チャンネルデジタル放送「スカパー!」を運営し、300万を超えるお客様情報の管理や、大量のコンテンツ情報を管理・運用するノウハウなど、CTVの発展に必要なアセットを豊富に保有している。10月1日からは従来提供していたVODサービス「スカパー!オンデマンド」を全面リニューアル。名称も、新たに「SPOOX」に変更し、誰でも利用できる有料動画配信サービスとして、月額見放題からライブ中継まで様々なスタイルで、多様なジャンルのSVOD・TVOD商品を提供するなど、サービスの強化に向けて準備を進めている。

フリークアウトは、国内で初めてDSPをローンチしたマーケティングテクノロジーカンパニーとして、日本のインターネット広告のエコシステム形成に貢献してきた。ブランド認知拡大、需要喚起、新規見込み顧客の獲得を目的としたマーケティングプラットフォームのDSP「Red」、ならびに媒体社様向けの広告プラットフォーム構築ソリューションである「Scarlet」を開発・提供し、デジタルマーケティング領域全体の課題解決に取り組んでいる。また、両プラットフォームにおいては、昨今のAVOD・CTVの普及、それに伴う動画広告の需要の高まりを踏まえて、動画広告領域の大幅な機能拡充を行っている。

今回の業務提携により、フリークアウトの有するインターネット動画広告における広告プラットフォームの機能を活用し、スカパーJSATが提供する「SPOOX」において、個々のユーザーに最適化した広告を挿入する「アドレッサブル広告」等のトライアルを共同で進めるとともに、今後拡大が予想されるCTV領域における事業を、様々なステークホルダーと協業し、共同検討を進めていくとのこと。

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