ヤマハ 2019年4月〜9月、楽器事業は好調も部品・装置事業の低迷などにより減収減益

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ヤマハは11月1日、2020年3月期第2四半期(2019年4月1日〜9月30日)の業績を発表した。

2020年3月期第2四半期累計の売上収益は、主力の楽器事業が好調に推移したものの、部品・装置事業の市況低迷と為替影響△67億円により、前年同期に対し48億円(2.2%)減少の2,085億円となった。

事業利益は、部品・装置事業の悪化と為替影響△31億円により、前年同期に対し6億円(2.1%)減少の261億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、1億円(0.3%)減少の211億円となった。

事業セグメント別の売上収益・損益は以下の通り。

楽器事業は、アコースティックピアノが中国で二桁成長を継続した。また、欧州やその他の新興国でも好調を持続したほか、国内は増税前の需要増を取り込んだ。電子楽器は北米をはじめ全ての地域で売上げを伸ばした。ギターは好調な販売により二桁の成長となったが、管楽器は国内の販売が振るわず前年を下回った。

セグメント全体の売上収益は、前年同期に対し△48億円の為替影響を吸収して、8億円増加の1,387億円となった。また事業利益は、△23億円の為替影響を吸収して19億円増加の223億円となった。

音響機器事業は、業務用音響機器が国内の販売と音響設備工事が好調に推移したほか、全ての地域で売上げを伸ばした。オーディオ機器は新興国で販売が伸び悩み、ICT機器は国内の販売が減少した。

セグメント全体の売上収益は、前年同期に対し△19億円の為替影響があり、18億円減少の545億円となった。また事業利益は、△8億円の為替影響があり、4億円減少の37億円となった。

部品・装置、その他の事業は、電子デバイスが回復傾向にあるものの、FA機器は市況低迷により販売が減少した。

セグメント全体の売上収益は、前年同期に対し38億円減少の153億円となった。また事業利益は、20億円減少の2億円となった。

2020年3月期の通期業績予想は、FA機器の市況低迷と、前回予想に対して売上収益△96億円、事業利益△45億円の為替影響を織り込み、5月9日に公表した売上収益4,440億円(前期比2.2%増)、事業利益550億円(前期比4.3%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益425億円(前期比5.4%増)を、売上収益4,350億円(前期比0.1%増)、事業利益530億円(前期比0.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益415億円(前期比2.9%増)に修正する。

なお、IFRSに基づく2019年3月期の実績は、売上収益4,344億円、事業利益527億円、親会社の所有者に帰属する当期利益403億円となっている。

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