日本全国からナイトクラブ関係者が東京に集結した「All Japan Night-Club Summit」開催

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3月25日に東京都渋谷区の「CLUB CAMELOT」で、北海道から九州地方まで日本全国の約40店舗のナイトクラブオーナーや関係者が集まり、業界初となる「All Japan Night-Club Summit」を開催した。

同会議はナイトエンターテイメントシーンの活性化と健全化を図る団体として発足したNCE(一般社団法人ナイトクラブエンターテイメント協会 / ナイトクラブエンターテイメントアソシエーション)の呼びかけにより実現したもの。
 

「All Japan Night-Club Summit」

NCEは夜間帯市場の開拓によって、経済活動に貢献すると同時に「夜遊び」に対するイメージ向上を図りつつ、国際的にも訴求力のある都市文化を形成・発信していくことをミッションに掲げており、全国のナイトクラブが加盟している。近年話題になっていた風営法の適正な改正にも大きく貢献してきた。

まず、開場の挨拶、司会進行として同協会の理事長である関口朋紀が登壇し、協会の設立の経緯や理念、これまでの活動報告を行った。その後、西日本で先に活動を行なっていた「西日本クラブ協会理事長」の挨拶に続き社会問題になっている「オールナイト営業」や「ダンスの定義」として風営法の改正をリードしたと言っても過言ではないニューポート法律事務所の斎藤貴弘弁護士の登壇では今後の日本の動き、あるべきナイトライフの姿が離され、会場からは拍手が起こった。
 

「All Japan Night-Club Summit」

 

「All Japan Night-Club Summit」

警察庁の登壇に続き、環境副大臣・内閣府副大臣衆議院議員であるあきもと司氏からは「文化に規制をかけることに疑問を持ち、退屈な日本の夜にもっとエンターテイメントと活気を与えて欲しいとエールを贈った。

ナイトシーンは文化的な都市のブランディングにおいて極めて重要な要素であり、NCEはその魅力を最大限に増幅させることを目指す。具体的にはクールジャパン政策と連動し、今後の日本のエンターテインメントシーンを活性化させる基盤づくりをしていく。また諸外国からの来日客にカルチャー面から最高の「おもてなし」を提供して、日本ひいてはアジア全体のイメージ向上に寄与していくことを誓い、参加した全国のクラブ関係者も強い絆を作った。

終了後の懇親会ではクラブミュージックをBGMに関係者が交流し、普段のクラブ会場とは趣の異なる情報交換の場となっていたのが印象的だった。
 

「All Japan Night-Club Summit」

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