「第30回日本ゴールドディスク大賞」嵐が史上初4度目の受賞、洋楽はザ・ビートルズが6年ぶり5度目の受章

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「第30回日本ゴールドディスク大賞」ロゴ
日本レコード協会は2月27日、「第30回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを発表した(当該年度:2015年1月1日~12月31日)。

この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、嵐が2年連続4度目の受賞、洋楽部門は、ザ・ビートルズが6年振り5度目の受賞となった。アーティスト・オブ・ザ・イヤーの邦楽部門で4度目、洋楽部門で5度目の受賞は、いずれも過去最多の受賞回数となる。また、「ベスト・エイジアン・アーティスト」は東方神起が3年連続3度目の受賞となった。

2年連続4度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞した嵐。今年はアルバム『Japonism』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5 アルバム」(邦楽)を、『ARASHI BLAST in Hawaii』『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』の2作品でそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)を受賞し、合わせて5冠を獲得した。

6年振り5度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)を受賞したザ・ビートルズ。今年は『ザ・ビートルズ1』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト3 アルバム」(洋楽)、「ベスト・ミュージック・ビデオ」(洋楽)も受賞、4冠を獲得した。

「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、東方神起が3年連続3回目の受賞となった。さらに今年は、『東方神起 LIVE TOUR 2015 WITH』が「ベスト・ミュージック・ビデオ」(アジア)を受賞した。

対象期間中にデビューしたアーティストのうち、CD等の売上合計が最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)。今年は、2015年ユニバーサルミュージックからメジャーデビューしたロックバンド[Alexandros]が受賞した。

「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞した嵐は、今年はアルバム『Japonism』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)も獲得した。嵐の「アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞は、2年振り4度目となる。

今年の「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、AKB48の『僕たちは戦わない』が獲得。AKB48は、今年は「シングル・オブ・ザ・イヤー」と共に『唇にBe My Baby』『Green Flash』『ハロウィン・ナイト』『僕たちは戦わない』で「ベスト5 シングル」受賞、『ここがロドスだ、ここで跳べ!』『0と1の間』で「ベスト5アルバム」(邦楽)を受賞と、全部で7冠を達成した。また、AKB48は「シングル・オブ・ザ・イヤー」で第25回から6年連続受賞となっている。

対象期間中に配信が開始された有料ダウンロード数の合計が最も多い作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)は、今年は西野カナ『トリセツ』が受賞した。西野カナは、本賞と共に『トリセツ』と『もしも運命の人がいるのなら』が「ベスト5 ソング・バイ・ダウンロード」を受賞した。

第30回日本ゴールドディスク大賞の特別賞を「ラブライブ!」関連作品が受賞した。これは、「ラブライブ!」が、キャラクターヒロインたち9人によるμ’sによる活動を中心に、2015年、新譜のみならず旧譜も含めたCDやライブDVDの売上、幅広いメディア展開などで、アニメの枠にとらわらず、様々な形態でユーザーに音楽を提供し続けたことが評価されたもの。

「第30回日本ゴールドディスク大賞」全受賞作品・アーティストは、ゴールドディスク大賞ウェブサイトで公開されている。

ゴールドディスク大賞
http://www.golddisc.jp/

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):嵐
アルバム:1,218,858枚
シングル:1,937,438枚
音楽ビデオ:1,415,691枚

受賞コメント
デビュー15周年を経て、8年振りの宮城公演や原点回帰をテーマに14枚目のオリジナルアルバム「Japonism」をリリースした2015年をアーティスト・オブ・ザ・イヤーの受賞で締めくくることができとても光栄です。受賞の喜びと心からの感謝の気持ちを、いつも僕たちを応援してくださっているファンの皆さまにお伝えしたいと思います。これからも初心を忘れずメンバーとスタッフが力を合わせ、より良い作品をお届けできるようにがんばります!

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):ザ・ビートルズ
アルバム:273,746枚
音楽ビデオ:16,209枚
音楽配信:74,565ダウンロード

デビューから50年、解散から40年以上経て今なお音楽史に多大な影響を及ぼし続けるザ・ビートルズが全英・全米で1位を記録した27曲の最新ステレオ・ミックスを収録した究極のベスト盤。最先端技術で驚異の高画質を実現したザ・ビートルズ史上初のミュージック・ビデオ集も同時発売。ザ・ビートルズの世界を最高の音と映像で楽しめる素晴らしい作品。

ベスト・エイジアン・アーティスト:東方神起
「第30回日本ゴールドディスク大賞」東方神起
2005年日本デビュー。その圧倒的な人気は韓国・日本だけに留まらずアジア各国でその名を轟かせている。ライブツアーでは2012〜2014年までの3年間で、海外アーティスト史上最多最速の200万人を動員。2015年には日本デビュー10周年を迎え自身2度目の全国5大ドームツアーを行い圧巻のステージを披露。シングル総売上枚数海外アーティスト歴代1位など数々の輝かしい記録を樹立している。

ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):[Alexandros]
「第30回日本ゴールドディスク大賞」[Alexandros]
受賞コメント
この度は「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を戴きまして誠にありがとうございます。ロックバンドとしてこのような華やかな賞を戴くのは光栄であります。
この賞は昨年の実績だけでなく、今まで我々が積み重ねてきた経験やそれを支えてくれたスタッフの皆様、家族、友人、猫、そして何より愛してくれたファンの皆様のおかげだと感じております。
これからも我々[Alexandros]は刺激的な音楽を作り、皆様にお届けしていきたいと思っております。次回は「ニュー」を外してお目にかかれれば。
[Alexandros] 川上洋平

アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):「Japonism」嵐
嵐、通算14 枚目のオリジナルアルバム。日本の素晴らしさをデビュー16年目の嵐だからこそ出来る新しい解釈で表現した16曲に、ボーナストラック4曲を加えた全20曲を収録。

シングル・オブ・ザ・イヤー:「僕たちは戦わない」AKB48
「第30回日本ゴールドディスク大賞」AKB48
受賞コメント
第30回日本GD大賞で、「僕たちは戦わない」がシングル・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。シングル・オブ・ザ・イヤーは6 年連続の受賞だそうです。本当にありがとうございました。
そして、ベスト5シングルとベスト5アルバムでも賞を頂いて、今年は全部で7つの賞を受賞することができました。これは、私たちの思いがいっぱい詰まっている作品のひとつひとつがたくさんのファンに届いたということですよね。感謝の気持ちでいっぱいです。
すべてはずっと私たちを支えてくださっているファンの皆さんのおかげです。これからもメンバーのみんなでがんばっていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。

ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):「トリセツ」西野 カナ
「第30回日本ゴールドディスク大賞」西野カナ
受賞コメント
この度私のシングル「トリセツ」が、このような貴重な賞を頂き、本当にありがたく思っています。
「トリセツ」は男性に普段はなかなか伝えられない女心を「取り扱い説明書」風にコミカルに表現した楽曲です。私の中でも挑戦した楽曲でもありましたし、思い出深い曲です。沢山の方にこの曲を聴いて頂いて本当に嬉しく思っています。また皆さんに好きになって頂けるような曲をこれからも作っていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします。

特別賞:「ラブライブ!」関連作品
「第30回日本ゴールドディスク大賞」ラブライブ
受賞コメント
第30回日本GD大賞 特別賞という素晴らしい賞をいただいたこと、身にあまる光栄です。私どもの音楽をたくさんの方々が愛して下さっているということを、大変嬉しく思っています。活動を始めた当初から考えると本当に信じられないという気持ちですが、作品に携わるキャスト・スタッフにとって、かけがえのない宝物になりました。一緒に作品を育て、応援し支えてくれたファンの皆さまにも、この喜びをお伝えしたいです。
(μ’s 高坂穂乃果役 新田恵海)

第30回日本ゴールドディスク大賞 受賞一覧
「第30回日本ゴールドディスク大賞」受賞一覧

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