ネットオークションで無断複製物を販売、52歳男性を逮捕

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警視庁生活安全部生活経済課及び代々木警察署は、11月23日、JASRACの告訴を受け、東京都葛飾区在住の男性(52歳)を著作権法違反(無断複製物頒布)の疑いで逮捕した。

この男性は、歌手の吉田拓郎が1973年に行ったコンサートを収録した未公表の音源などをCD-Rに無断複製し、インターネットオークションで販売していた。

警察の調べにより、この男性は、昨年10月から今年8月までに、「吉田拓郎LIVE’73 名作完全版」と自分でタイトルをつけたCD-Rを計88人に2枚1組4,980円で販売し、約41万円の利益を得ていたことがわかった。

この件について、吉田拓郎の楽曲を管理する音楽出版社・有限会社竹田企画は、「今回のこのような悪質な違法行為に遺憾の意を表します。今後とも著作権法が遵守されますよう願っております。」とコメントを発表した。


日本音楽著作権協会(JASRAC)http://www.jasrac.or.jp/

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