ビルボードチャートにECと配信を合算、アニソンチャートなど新たに提供

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日本におけるBillboard商標のマスターライセンスを保有する阪神コンテンツリンクは、ビルボードジャパンチャートをリニューアルし、新たにEコマースサイトの売上推定枚本数と、iTunes Japanの配信回数を合算する。

これまでは、全国3千数百店のCDショップを中心としたソフト取扱店のPOSシステムで集計した実売データを元に算出した売上推定枚本数のみを使用していたが、今後は、新規加入のリアルストアとアマゾンジャパンを始めとするEコマースサイトの売上推定枚本数が合算される。さらに、Hot100ではiTunes Japanの配信回数も合算され、導入前ではエアプレイ:セールス=約70:30だったポイント比率が、導入後はエアプレイ:セールス:iTunes=約69:21:10となる。

また、iTunes Japanの配信回数と、全国32局のFM/AMラジオ局をモニタリングして集計した楽曲放送回数に、エリア別の人口と平均聴取率を乗じて算出したエアプレイポイントを合算した「Digital and Airplay Overseas(デジタル&エアプレイ洋楽)」、アニメTV/映画のタイアップ楽曲とアニメ声優による楽曲を、Hot100データから抽出し順位化した「Hot Animation(ホットアニメーション)」を新たに提供開始する。

なお、iTunes Japanデータの合算はHot100、Digital and Airplay Overseas、Hot Animationのみ。

▼Billboard JAPAN公式サイト
 → http://www.billboard-japan.com
 


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