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LOTUS GUITAR、ジャズとロックが生み出す風味豊かなハイブリッド作品「JAZZ POP」

アーティスト

ローファイでオルタナティヴなジャズを単独で演奏するLOTUS GUITAR。コンスタントなリリース展開で、そのジャジーなギターサウンドは海外でも評価され始めている。ジャズとしては3枚目(通算5枚目)となるアルバムが「JAZZ POP」だ。

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専門外のミュージシャンによる、過度な欲求を持たない門外漢ならではのジャズとロックの交配種。

ジャンルの垣根や既成概念を取り払って掛け合わせたその味わいは、ナイス&スムースでありながら、雑味もまた魅力となっている。自然体で紡ぎ出された11曲のポップなジャズは、風味豊かなハイブリッド品種として提示される。

90年代、オルタナティヴ音楽の黎明期において重要な立ち位置にいたギタリスト”ASH”。彼はトラッドフォーク、USオルタナティヴの本質を混じり気なく、自身の作品として昇華できた稀有なギタリストと評される。

そのASHが2006年に始動させたユニットが”LOTUS GUITAR”。

2009年から14年間という長い活動休止期間を経て、2023年に活動を再開した。活動再開にあたり、90年代の自身のデモテープから4小節を抜き取り、遊びで制作したジャズ曲「Overcast day in Manchester」が、彼をジャズの世界へと誘うきっかけとなった。

その「寄り道」も約2年が経過し、ジャズ作品として3枚目のアルバムが本作「JAZZ POP」となる。ギタリストとしてのみならず、鍵盤奏者、プロデューサー、エンジニア、さらには写真家、グラフィックデザイナーといった彼のマルチな才能が結実したアルバムと言える。

@musicman_nusicman