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Daruma Rollin’、インドネシア移住後初のEP『UPUPUP』をリリース MVも公開に

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Daruma Rollin'

Daruma Rollin’

日本からバンドごとインドネシア・ジャカルタへ移住するという、前例の少ないスタイルで注目を集めるガールズバンド・Daruma Rollin’が、現地を拠点に初のEP『UPUPUP』を2025年7月25日(金)にリリース。彼女たちのインドネシアでの第一歩ともいえる本作にあわせて、表題曲「UPUPUP」のミュージックビデオも同日公開された。

本作は、日本からジャカルタへと拠点を移した彼女たちが、異国の地で感じた不安や希望、そして改めて見つめ直した日本文化への想いを音楽で表現した作品。POP・ROCK・EDMといった現代的なサウンドを軸に、童歌(わらべうた)のような懐かしさを織り交ぜ、ジャカルタの空気と交差することで生まれた“新しい和”の響きが、郷愁と力強さを同時に感じさせる。

『UPUPUP』

『UPUPUP』

「UPUPUP」──“にらめっこ”から生まれた応援歌

表題曲「UPUPUP」は、日本の遊び“にらめっこ”をモチーフにした、Daruma Rollin’流の応援ソング。変な顔で相手を笑わせたら勝ち、そんな遊びの裏にある「変であることを恐れない」「人と違ってもいい」という力強いメッセージが込められている。「出る杭は打たれる」ことを恐れず、自分らしさを貫いて進んでいこうという、前向きなエールが楽曲全体に響いている。

なかでも印象的なのが、「ローリンローリン転がれば転機」というフレーズ。転んでも、まず動いてみること。その先こそに転機がある——実際に海外移住という挑戦を経た彼女たちだからこそ生まれたリアルな実感が、この言葉に宿っている。

「Rice Crazy」──“米愛”から生まれたポップチューン

日本と同様に米文化が根付くインドネシア。現地の食卓に触れたギターのNatsumiは「インドネシアもお米文化でよかった!」と喜んだことをきっかけに、ボーカルの0Cが「なっちゃんの米愛を歌おうかな」と書き始めたという本作。

「そりゃなくても生きてけるんだけど なかったらなかったで味気ないんだよ」という歌詞が象徴するように、この曲は“お米”にとどまらず、人との関係や趣味など、あらゆる“好き”や“愛”にも通じる感情を描いている。サウンド面では、米粒のような軽やかさに加え、八百万の神の笑い声を思わせるような、どこか不思議でユーモラスなエッセンスが忍ばされている。

「WABISABI」──EDMサウンドと日本の伝統が響き合う新感覚ポップチューン

“祭り × わびさび × EDM”というコンセプトを掲げた「WABISABI」は、日本の伝統美と祝祭のエネルギーを、現代的なEDMサウンドに融合させた異色のポップチューン。

歌詞には、ボーカルの0Cの出身地・京都に関連する「わらべうた」のフレーズや、阿波踊りでおなじみの「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損」といった、日本独特の言葉やリズムがユーモアたっぷりに散りばめられている。祇園祭や阿波踊りを想起させるリズムを取り入れつつ、言葉の面白さも生かしながら、「その場にいるなら思いきり楽しもう!」というポジティブなエネルギーを放つ、ライブ映え必至のダンストラックに仕上がっている。

「7KORO8 (Remix)」──原点に新たな視点を加えた挑戦作

DARUMA Rollin’の始まりを刻んだ「7KORO8」のRemix版が登場。原曲とは異なる角度から楽曲を再解釈した、挑戦的なリミックスとなっている。アレンジを手がけたのはギターのNatsumi。大胆な音作りによって、新たな表情が引き出されている。

タイトルは「七転び八起き」に由来し、何度転んでも立ち上がるという不屈の精神と、バンドとしての決意をストレートに込めた一曲。すでに原曲を知っているリスナーにも、初めて触れる人にも、“転がりながら進む”という彼女たちの姿勢がまっすぐに伝わる仕上がりとなっている。
 

現在、Spotify・Apple Musicなどの各種音楽配信サービスでストリーミング配信中。MVはYouTube公式チャンネルにて視聴可能。

 

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