【Musicmanの推し Kentaの音もだち】デンマークの若き才能 Mikko Jensen、音楽における人間関係と自己探求の詩人

デンマークを拠点に活動するミッコ・イェンセンは、若きソングライターでありマルチ・インストゥルメンタリストだ。
彼は、人間関係、芸術とのつながり、そして自身の幼少期の体験について、詩的かつ誠実な視点から内省的な楽曲を生み出すことを得意としている。
オルタナティブ・ロック、フォーク、エレクトロニカへの深い愛情を基盤に、イェンセンは実験的でありながらも共感を呼ぶ鮮やかな音の風景を描き出す。
歌詞の親密さと声に宿る哀愁を通じて、ミッコはこれからも
「人々と音楽についての探求を、自身のパフォーマンスや今後の楽曲の中で続けていきます」とコメントしている。
また、イェンセンは日本の音楽にも強い関心を持ち、自身のSNSではJ-POPのカバー演奏を披露するなど、そのリスペクトを惜しみなく表現しているので下記リンクよりチェックしてみてほしい。

©Marcus Møldrup
Kentaが語るMikko Jensenの魅力
ギタリストであり、Musicmanの映像部門「Nusicman」のディレクションを担うKentaにとって、イェンセンは音楽を共に紡ぐ大切な仲間だ。主にオリジナル曲の英語歌詞表現の助言を受けており、その繊細な言葉選びに厚い信頼を寄せている。
二人はSNSで出会い、過去にコラボレーションの経験もあるという。
Kentaは、イェンセンの音楽性について次のように評価している。
「邦楽では聞くことのできないメロディーラインの切り口や、北欧ならではの凛とした空気を感じさせながらも、繊細で微細、そして温もりを感じさせる独特の音作りにある。」
特に気に入っている曲は素朴なアコースティックギターとボーカルによる「Broken Glass」だ。
そして注目すべきは彼の作曲方法で、以前目にしたのは、マイクで収録したサウンドをDTMの技術を駆使し、独自の音源へと昇華させるなど、そのアプローチは多彩で作曲家としての才能も感じさせると語る。
イェンセンは、ジョン・メイヤーをリスペクトするアーティストの一人としており、テクニカルなプレイを避け、メロディを大切にそれに寄り添う絶妙なギターを聴かせる。
その一方で、ボーカリストとしての才能も光り、低音から美しい高音域のファルセットまでを自由に操る。彼の今後の動向には、引き続き注目していきたい。

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