谷山浩子、ベストアルバム「ネコとコバン」にNHK「みんなのうた」4-5月新曲「きみがいるから」収録 本人コメント&試聴トレーラーも公開

アーティスト

谷山浩子

谷山浩子が、4月27日に発売するデビュー50周年記念アルバム「谷山浩子ベスト ネコとコバン」に収録される全35曲が発表になった。

中でも注目されるのはNHK「みんなのうた」4-5月の新曲「きみがいるから」で、放送61年目に突入した歴史あるこの番組のために谷山浩子が書き下ろした新曲である。このベストアルバムに収録される唯一の新曲で、谷山浩子にとっても50周年の節目を記念する新曲。特別な思いの込められた作品となっている。

「きみがいるから」は生まれてからずっと自分に寄り添って一緒に生きている「からだ」に感謝を述べたユニークな作品となっている。

「からだについての解説を本などで読むのが好きで、からだのシステムの緻密さにいつも感動しています。生きてるってほんとにすごい。私はこんなに怠け者なのに、からだはいつも頑張ってくれているのだと、からだへの感謝の気持ちを歌にしました(谷山浩子)」

ベストアルバム「ネコとコバン」はDISC-ネコ、DISC-コバンからなる2枚組全35曲。

DISC-ネコは、ネコっぽい曲=可愛い曲を中心に、可愛らしい小動物が活躍する曲などを選曲。対してDISC-コバンは、暗闇の中、禁断の宝箱を開けるかのような迷宮の谷山ワールド。DISC-ネコには斉藤由貴に歌詞を提供した「MAY」やNHKラジオ深夜便「深夜便のうた」として2012年に放送された「同じ月を見ている」など、聴き馴染みのある楽曲も揃っている。

谷山浩子はこれまでにも「白と黒」(2005)、「花とゆめ」(2012)という2枚組のコンセプトベストアルバムを発売してきた。

「白と黒」は、明るい・優しい・前向きな曲を集めたDISC-白と、個性が強くシュールな曲を集めたDISC-黒。「花とゆめ」は、現実世界を舞台にしたDISC-花と、幻想世界を歌ったDISC-ゆめ。そして、今回の「ネコとコバン」。この3作品に収録された100曲余りで、これまでの谷山浩子の代表曲がほぼ揃ったことになる。

谷山浩子の両極端の世界を2枚に凝縮し、通常のベストとは一味違った内容で楽しめる2枚組ベスト盤シリーズ。ジャケットに採用されている谷山浩子公式キャラクター“のこちゃん”も、ベスト盤ごとに少女→若い女性→化け猫と変貌していく。ジャケットやイラストにも注目だ。

また、新曲「きみがいるから」を含めたダイジェスト試聴トレーラーも本日公開された。本作に収録される「猫が行く」や「花さかニャンコ」「アトカタモナイノ国」や「夢のスープ」、そしてこの新曲「きみがいるから」の試聴ができる動画となっている。

さらに、ベストアルバムの発売を記念した配信インストアイベントが5月26日にタワーレコードで開催されることも決まった。タワーレコードの配信インストアイベントは、大盛況となった最新オリジナルアルバム「浩子の宅録」の配信イベントに続き2度目の開催。

全国のタワーレコード、またはタワーレコードオンラインで「ネコとコバン」を購入するとイベント参加用の試聴IDがもらえる。「ネコとコバン」の作品や50年間の活動に触れるトークと素晴らしい演奏を楽しめるイベントとなっている。

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