レッチリが新曲公開＆アルバム詳細を発表

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ（Red Hot Chili Peppers）は新曲として「Black Summer」を、本日（現地時間で2022年2月3日）デジタルリリースした。

これは、ギターにジョン・フルシアンテ（John Frusciante）が復帰して初めての音源となり、ジョンが参加するバンドの音源は2006年にリリースされた9枚目のアルバム『ステイディアム・アーケイディアム（Stadium Arcadium）』以来の待望の音源と言える。

ギターのジョン・フルシアンテはバンドの黄金期を支えながらも2009年に脱退し、その後はジョシュ・クリングホッファー(Josh Klinghoffer) がバンドのギタリストとして活動していたが、2019年12月に電撃的にジョンの復帰が発表されていた（ジョシュはその後パール・ジャムのサポート・ギタリストとしてツアーに参加するなど、より積極的な活動を展開している）。

この曲を含むニュー・アルバムは『Unlimited Love』というタイトルで、4月1日にリリースが予定されている。

バンドのアルバムとしては、2016年に発表された11枚目のアルバム『ザ・ゲッタウェイ（The Getaway）』に続くもので、17曲が収録予定となっている。

プロデューサーには、1989年に発表した4枚目のアルバム『Mother’s Milk』以降10枚目のアルバム『アイム・ウィズ・ユー (I'm With You)』 までを手掛けてきたリック・ルービン（Rick Rubin）が返り咲いており、メンバー、プロデューサーも含め、全盛期の役者がそろったと言える。

尚、バンドは6月から始まるスタジアムを回るワールドツアーを既に発表しており、各地でソールドアウトするなど相変わらずの人気の高さを見せつけている。THE STROKES、BECK、HAIMらが参加するこのツアーは9月まで続く予定。