MORISAKI WIN(森崎ウィン)、初の有観客ワンマンライブのオフィシャルレポートが到着

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『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

MORISAKI WINが、2021年9月20日(月・祝)に東京・恵比寿ガーデンホールで、 メジャーデビュー後、初の有観客ワンマンライブ『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』を開催した。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

MORISAKIは、昨年7月に配信シングル「パレード – PARADE」でメジャーデビュー。同年8月にEP『PARADE』、今年5月にファーストフルアルバム『Flight』を発表するなど、着実にアーティストとしてのキャリアを進んできた。このたび、コロナ禍で延期になっていた念願の有観客ワンマンライブがついに実現。ライブは生バンド編成で行われ、全15曲を歌唱。ライブ中には、新曲「Me, Myself and I」の初披露と、10月18日に配信リリース決定といううれしいサプライズ発表もあった。なお本公演は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮した形で行われ、観客はハンドクラップや公式グッズでMORISAKIに応援を送った。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

満員のWin's Crew(MORISAKIのファン)が詰めかける中、バンドメンバーが「Overture」を演奏。興奮度のアップする会場にMORISAKIが登場し、メジャーデビュー曲「パレード – PARADE」からライブはスタートした。MORISAKIはステージ中央に立ち、ソウルフレイバーのサウンドに乗って澄んだ伸びやかなボーカルで歌っていく。

MORISAKIとともにライブを作っていくバンドメンバーは、バンマスの宮野弦士(Gt)、クラーキー(Key)、武宮優馬(Ba)、油布郁(Dr)、コーラスのSweep(Cho)、NaNa(Cho)、ホーン隊の長田明宏(Tp)、Shunsei(Sax)、 YOSHIO(Trb)という豪華な編成。

彼らの強力な演奏とともに、MORISAKIはコズミックファンクチューン「WonderLand」を披露。自由に解き放たれたように歌う彼の姿からは、大人の余裕感すら感じた。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

「『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』へようこそ!今日は思う存分手を叩いてください!」と彼が声を上げると観客は大きな拍手で応える。そして、ぶっといベースラインが会場に響くと「UNBROKEN WORLD」が披露される。恐れずに飛び立とうという前向きなメッセージを力強いボーカルで伝えていくMORISAKI。曲中には、SweepとNaNaの間に彼が入り、3人でパワフルに歌う場面も見られた。成長度著しいMORISAKIのボーカル力が、さらに発揮されたのは「Blind Mind」。伸びやかで流麗な彼のミックスボイスは、鳥肌が立つほどの凄味があった。エモーショナルな演奏と相まってその威力は倍増し、全ての観客を圧倒した。

MCタイムに入ると、「改めましてMORISAKI WINです。いやーヤバい、Crewがいる。オーマイガー!」と初の有観客ライブへの喜びを素直に表す。息を整えたMORISAKIは、「去年の7月にメジャーデビューして、そこから約1年と2ヶ月、ようやく生でCrewのみなさんに音楽をお渡しできます。今までの感謝を込めた恩返しの場が、こうやってできることをうれしく思ってます。今日という日を迎えられてホッとしてますし、興奮してますし、緊張もしてます。ほんといろんな感情が僕の中で渋滞してます。とにかくライブができるのがうれしいです。僕自身も、みなさんのパワーを噛み締めながら最後まで楽しんでいけたらなと思います。どうかみなさんも、最後まで楽しんでってください!」とライブの意気込みを語った。

アコースティックギターを抱えた彼は、次の曲への思いを語り出す。「僕は、 昨年7月にメジャーデビューしました。役者と音楽の両方をやらせてもらえてる環境は、ほんとにありがたい気持ちでいっぱいです。ただ、正直結構悩んだ時期はありました。MORISAKI WINとしてオレは世の中に何を言いたいんだろうとか自問自答する時間がすごくあったんです。そのときに近いスタッフに相談しながら曲を作っていく中で、まずはありのままのMORISAKI WINを見てもらうことが大事だって話になったんです。役者は台本があって誰かを演じるものですが、音楽は僕が言いたいことを楽曲でみなさんに伝える場なんです。僕は役者やる以前にそこからスタートしてるので、ここが原点なんです。音楽は、何かあって悩んだときに戻れる場所、やり直せる場所だって思いを曲に盛り込んでもらいました。こういう日なので、弾き語りでやりたいです」。そう語ったMORISAKIは「START IT OVER」を届ける。オレンジの照明の下で椅子に座りアコギを弾きながら、ただ目の前の僕を見て欲しいという新しいスタートへのシンプルな気持ちを歌で紡いでいく。彼の思いを受け取った観客は惜しみない拍手を送った。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

「せっかくなのでもう1曲ギターでやってもいいですか」と口にしたMORISAKIは、会いたい思いが詰まった「Midnight」をバンドとともに観客に届ける。アコースティックな時間を終えると、「JUST GO」ではオートチューンを使ったボーカルでエレクトロニックな空間を作っていく。

曲ごとに様々な世界観を見せるMORISAKI。ここで会場に、足音、心拍音、吐息の音が響く。すると、ハットを被り敬愛するマイケル・ジャクソンとなったMORISAKIが登場。ファンキーなサウンドとともに、マイケルのダンスムーヴ全開のパフォーマンス。盛り上がる会場に、彼はディスコファンクナンバー「d.s.t.m」をドロップ。心地いいリズムで観客のテンションをますます高めていった。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

ライブ後半戦に突入すると、アシッドジャズチューン「Fly with me」が披露される。グルーヴ感たっぷりの楽曲で、MORISAKIはマイクを握りステージを動き回って観客を乗せていく。サビではファンと一緒に敬礼ポーズを決め、フライトをイメージするダンスを踊っていく。今回の公演では、彼が以前から歌唱していた本人が作詞作曲のオリジナル曲も歌われた。キャッチーなメロディのポップチューン「Be Free」では、サビで観客とともにジャンプで盛り上がりハッピーな空間を作る。続く「Shall we dance」も彼の以前からのオリジナル曲。 MORISAKIの優しいボーカルが映えるミッドチューンで、会場は温かい空気に包まれた。

そして、ラストナンバー「What U Wanna Do」が投下された。ミディアムテンポの大きなグルーヴで、MORISAKIは精いっぱいの歌を届ける。観客も手を振り音楽に身を委ねる。彼の澄み渡るハイトーンが会場いっぱいに響き、ライブ本編は終了となった。

鳴り止まないWin's Crewの拍手に応えてアンコールのステージに登場したMORISAKI WINは、本公演を支えてくれたバックバンド通称“Crumple Band”のメンバーを紹介し、続けて以前からのオリジナル曲「1. 2. 3」を披露する。オールディーズフレイバーのポップチューンで、彼はにこやかな笑顔と楽しさを観客に届けた。

MCタイムで、MORISAKIは新曲を初披露することを告げる。「この曲はゲンティー(宮野弦士)が作曲で、Sweepさんが歌詞を書いてくれてます。タイトルが「Me, Myself and I」というんですが、自分を大事にしてほしい、誰かを愛するためにはまず自分を愛そうよってことをテーマに書いてもらいました」と語り、さらに彼は「そしてこの曲は、10月18日に配信リリースされます!」とサプライズ発表。 すると、 ファンは大きな拍手で喜びを表した。

新曲「Me, Myself and I」は輝く未来を期待させる歌詞と 爽快なメロディ、ファンキーなグルーヴが見事にハマったアップチューン。最高の楽曲に、Win's Crewは惜しみない拍手を送った。

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

『MORISAKI WIN FIRST FLIGHT』

最後のMCタイムで、MORISAKIはこの日のライブで感じた思いを改めて語っていく。「こういうご時世で、僕もエンターテイメントを通してみなさんとつながる場所をずっと探し続けてきて、やっと今日という日を迎えられて、今ほんとにほっとしています。このライブができるのも、たくさんの方々が努力してくださったおかげです。そして、何と言ってもこのステージは、清水大樹くんが演出で入ってくれてます。元同じグループのメンバーでずっと仲よくて、一番信頼している彼が今回演出で携わってくれました。そうやってたくさんの方々が集まって、今日というステージができました。 ただ正直、幕が開くまですごく不安なんです。僕らも感染対策も安全対策をしっかりして臨んでいるいるんですが、果たしてみなさんがほんとに来てくれるのかなとか思うんですよ。でも、ステージに出てパッとみなさんの姿を見たときにすごくほっとしました。よっしゃー!これでやっとライブが成立するって僕の中で噛み締めました。今日のライブを、この瞬間までみなさんと一緒に作れてると思います」と声を上げた。

そして「次の最後の曲に、ここにいるみなさん、ライブに来れなかった方、全てのCrewに、この空だけはつながっているんだよって思いを込めてこのライブを締めたいと思います」と語り、ラストチューン「Love in the Stars -星が巡り逢う夜に-」が届けられた。MORISAKIは、 全ての出会いは運命だというメッセージを込めて熱唱する。大きな愛が詰まった彼の歌声がとても美しく響き、全ての観客の心をひとつにする。彼は「また必ず絶対に会いましょう! その日までみなさん、どうか元気でいてくださいオーライ! ありがとうございました!ピース!」と声を上げ、 記念すべきワンマンライブを締めくくった。

初の有観客ライブで、歌、ダンス、トークと全ての武器を使い観客を楽しませ続けたMORISAKI WIN。彼のエンターテイナーとしての力量は計り知れないものがある。ソロアーティストとして新しい一歩を踏み出した、MORISAKI WINのハイレベルなポテンシャルを存分に堪能できるライブだった。

なお、ライブの裏側も楽しんでもらいたいというエンターテイナーMORISAKI WINらしい思いから5月に行われた本公演のリハーサル映像を「The Rehearsal」と題し、9月23日(木祝)19時よりZAIKOでオンデマンド配信されることが発表されている。

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