氷川きよし、「櫻」「出発」「母」を作詩したなかにし礼氏の訃報に「なかにし先生の魂の作品をこれからも大切に歌わせていただきます」

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氷川きよし「母」

氷川きよしが、第45回日本作詞大賞受賞曲の「櫻」や今年2月に発売した「母」を手がけた作家・作詩家のなかにし礼氏の訃報を受けてコメントを発表した。


突然の訃報を聞いて、まだ、信じられない気持ちです。
なかにし先生は、すごい偉い先生なのに、私のような若い人間の話を真剣に聞いてくださり、心を汲んで、「母」という詩を書いてくださいました。
今年、こんな大変な世の中で、価値観や人生観が大きく変わっていくときに、この「母」を歌わせていただくというのは、自分の根幹、原点を見つめ直すためにも、本当に意味のあることだと思いながら、今年一年、歌ってきました。
本当に偉大な先生でした。
なかにし先生からいただいた「櫻」「出発」「母」は、先生からの人生のメッセージです。
なかにし先生の魂の作品をこれからも大切に歌わせていただきます。
先生、どうぞ安らかに。
そして、いつまでも見守っていてください。

氷川きよし

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