青山テルマ、10周年イベントでフジモンと爆笑トーク&木下優樹菜、清水翔太、けみおも祝福

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最近は“歌のイメージと飾らない素のキャラのギャップが凄い!”とバラエティ番組で大ウケしている青山テルマが、デビュー10周年を記念したニューアルバム「10TH DIARY」のリリースイベントを9月7日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にて開催。スペシャルゲストとして登場としたお笑い芸人・藤本敏史(FUJIWARA)との爆笑トークで会場を盛り上げた。

メジャーデビュー翌年の2008年に発表した「そばにいるね」(青山テルマ feat.SoulJa名義)が、着うたフルで史上初のダウンロード数200万件突破。後に“日本で最も売れたダウンロード・シングル”としてギネス世界記録に認定されるほどの大ヒットで、青山テルマは瞬く間にスターダムを駆け上がった。

その後も実力派アーティストとしてはもちろん、ファッションやグラフィック、アートなどのセンスでも同世代の女性からカリスマ的な支持を得ており、Instagramのフォロワーは現在72万超。そして前述通り、近年はその奔放でサバサバしたキャラクターが幅広い層から共感され、10周年を迎える中で新たなブレイクを果たしている状況だ。

そんな中、デビュー10周年アニバーサリー・オリジナル・アルバム「10TH DIARY」を9月6日にリリースしたことを記念して、翌日に池袋サンシャインシティ噴水広場でイベントを開催。「どーもー!」と気さくな挨拶と共に青山テルマが登場すると、ステージ周辺を埋め尽くしたたくさんのファンから大歓声が沸き起こった。

“人生を変えてくれた1曲”として「そばにいるね」を歌い始めると、会場は大合唱に。2曲目に懐かしめのナンバーとして「何度も」を披露すると、道行く人々も次々に足を止め、その美声に耳を傾けた。

続いてアルバム「10TH DIARY」のリード・トラック「一生仲間」にちなみ、自身が実際に親交のある“仲間”の動画コメントが紹介され、作品やステージでも競演してきた盟友にして父母とも交流があるという清水翔太、SNSを通じて交流を深めた存在でハイテンションなコメントで笑いを誘った人気YouTuber・けみお、最近ではバラエティ出演に際する相談なども受けているという10年来の大親友・木下優樹菜のコメントを上映。その木下優樹菜が、多忙で行けないので代理を用意したと笑顔を見せると、夫の藤本敏史がステージに登場したのだ。

驚いた観衆からこの日一番の大歓声が沸き起こるなか、最近は仕事でもよく会っているという両者は、プライベートでは女々しいというフジモンの話や、藤本家に泊まった時にテルマが足を広げて寝ていたエピソード、さらには「ハァ?」と首を傾げたテルマに「ハァ?やあらへん!」と声を荒げるフジモンや、彼の持ち前のギャグ「顔がデカいからや!」などなど、息の合った掛け合いで何度も爆笑を誘う。

そして最後の1曲として「一生仲間」を歌う際、フジモンは客席最前列の“特等席”からステージを観賞。曲終盤にはステージへ呼び込まれ、直前に指南を受けて覚えた振付に独特のアレンジを加えた独特のダンスに、お笑い芸人・レギュラーの持ちネタをオマージュした動きまで見せるサービス精神でステージに華を添えた。

大盛況のうちにステージを締めくくった後は特典会も実施し、ファンとの交流を楽しんだ青山テルマだが、今後は甲府市内では初の野外イベントや尼崎市のダンス音楽フェス、帝塚山大学の学園祭への出演が決定。12月からは10周年を記念したツアー「LIVE TOUR “10TH DIARY” 2017」で、大阪、福岡、東京の3会場を巡っていく。

Text by 杉岡祐樹
Photo by Jumpei Yamada

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