TFG、2公演連続即完のファンミ会場でヒット祈願 10月に次回公演の開催決定

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“五感”をコンセプトとした7人の俳優による新感覚アーティストグループ・TFGが、7月17日にビクターエンタテインメントよりメジャーデビューする。

前日となる7月16日には、東京・渋谷WWWXでのファンミーティングに先立ち、「TFGデビューシングルヒット祈願“だるま開眼式”」なる記者会見を開催。10月20日には3度目となるファンミーティングの開催も決定。シーンに類を見ない新たなグループが、新たな船出を華やかに飾った。

TFGは2.5次元舞台を中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7人をメンバーとし、業界では初となる“感覚”をモチーフとしたグループ。

TFGの名は“Touchable FraGrance”、すなわち“触れることのできる香り”を由来としており、「TFGを通じて視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚と“五感”全てを刺激し楽しませる」という意味合いを持っている。そのため各メンバーが担当カラーのみならず、担当フレグランスを持っているのが大きな特徴だ。

そんなTFGがシングル「My dear Summer」にて、7月17日にメジャーデビューすることが決定。「TFGデビューシングルヒット祈願“だるま開眼式”」では、登場するなり「My dear Summer」を報道陣も巻き込みながらエネルギッシュにパフォーマンスする。

その後は刺激的なスパイシーノート/レッドの赤澤、ハーブの香り漂うハーバルノート/ブルーの前川、花の香りで包むフローラルノート/ピンクの佐藤、エキゾチックなオリエンタルノート/オレンジの坂垣、フレッシュなシトラスノート/イエロー・堀田、ミステリアスなバルサムノート/パープルの桜庭、さわやかなウッディーノート/グルーンの健人と、それぞれに担当フレグランスとカラーを自己紹介。

「この7つの香りは混ぜても嫌な匂いにならない」(佐藤)、「全て自然由来だから」(前川)と、フレグランスに絡めて仲の良さをアピールするが、「シングルのリリースイベントでは堀田と佐藤がMCをめぐってケンカしていた」と赤澤が暴露する一幕も。

しかし「他のメンバーで好きな匂いは?」という報道陣の質問に、「信長くんの香りはすごく好き。ラベンダーの香りでリラックスできるんです」と堀田が率先して答えるのだから、なるほど、仲の良さは本物らしい。

目前に迫ったメジャーデビューについて「ぶっちゃけ実感ないです。でも、ここからはアーティストとして自覚をもって、お客様を笑顔にできるように気を引き締めていきたい。」と赤澤が現在の素直な心境を語ると、ここで金色の“特製TFGだるま”が登場。

「令和の時代に……」とどよめきつつも、坂垣が「来年は東京オリンピック。TFGも芸能界で金メダルを取っていきたいと思います!」と力強く宣言し、「デビューシングルでオリコンTOP10 入り!」(前川)を祈願して、筆を持った健人がだるまの左目を入れる。若干垂れた墨汁にも「これは嬉し涙」と上手いフォローを入れて、「TOP10入りを達成した暁には、もう片目を皆様の前で入れたいと思います。」と佐藤が約束してくれた。

さらに「これまで2度のファンミーティングが共に大盛況で、次回公演が決定いたしました!」と、3度目のファンミーティングを10月20日にVeats Shibuya(ビーツ・シブヤ)にて開催することを前川が発表。

堀田いわく「Veats Shibuyaはビクターエンタテインメントが設立する9月オープン予定の新しいライブハウス」とのことで、「また皆様と楽しいことをしていきたいので、ぜひ楽しみにしてください」と桜庭が続けた。

それぞれに俳優としても活動している彼らだけに、報道陣からは“俳優活動とアーティスト活動の関連性”に関する質問もあったが、それに対する返答も七者七様。

健人「俳優とアーティスト活動で、全く違うものを見せていきたい」

堀田「アーティストじゃないと学べない表現もあるので、芝居に活かしていきたい」

佐藤「歌や踊りは舞台に、役者の表現力はアーティスト活動のプラスになる。お互いに相乗効果になれば」

赤澤「ライブハウスでお客様の熱に乗っかっていくという経験が芝居でも活きている。おかげで、お風呂で一人コンサートをするようになりました!(笑)」

前川「役者にはいろんな引き出しが求められるので、日々TFGでの新しい活動は役者としての創造力や表現力に繋がり、さらに人間としての幅も広げてくれている」

坂垣「お客様のリアクションを生で感じる場が増えたおかげで、それぞれトーク力が向上しました」

桜庭「TFGの活動を通じて立ち姿の美しさだったり、どう踊ったら綺麗に見えるか?と舞台に通じることもたくさん学べているので、これからも頑張ります!」

感じ方は違えど、いずれもポジティブに捉えていることには変わりなく、TFGの船出に対する意気込みが十二分に窺えた。

最後は佐藤が「5月に初めてファンミーティングのステージに立った瞬間、お客様がペンライトを振って盛り上がってくださったり、初披露の曲にも付いてきてくれたのが、すごく嬉しくて! そこからリリースイベントで振りやコール&レスポンスを何度も練習してきたので、今日は、僕らはもちろん、お客様からもパワーアップしたものを見せてもらえるのではないかとすごく楽しみです」と締めくくった。

その言葉通り、記者会見の後には第2回ファンミーティング「TFG おまちどうさま!Debut Party」が二部制で開催。ここでの盛り上がりも注目必至だ。

文:清水素子
撮影:上條遼

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