レディー・ガガ、リドリー・スコット監督の映画に出演か “グッチ一族の崩壊”がテーマ

コラム 高橋裕二の洋楽天国

映画業界誌ハリウッド・レポーターが、レディー・ガガがまた映画のプロジェクトを進めるかもしれないと報じた。

その映画は「グッチ一族の崩壊」がテーマだという。革製品他で「グッチ」ブランドを作ったのは創業者のグッチオ・グッチ。孫のマウリツィオ・グッチがマフィアに暗殺されるという事件。

マウリツィオ・グッチがグッチ家の莫大な財産を相続するはずだった。貧乏育ちのパトリツィア・レッジアーノという女がその財産目当てで接近し、妻に収まる。父親のルドルフォ・グッチは一人息子の結婚に大反対した。そしてルドルフォが他界すると、パトリツィア・レッジアーノは作戦を開始する。

ある朝、マウリツィオはオフィスに入ろうとしたところ、妻パトリツィアが雇ったマフィアに背後から拳銃で撃たれ死亡する。パトリツィアは暗殺実行の数時間後には裁判所に行き、夫マウリツィオの住宅などの差し押さえの申請をする。事件が発覚したのは、雇ったマフィアが報酬が少ないとパトリツィアを脅し始めたからだという。

レディー・ガガの本名はステファニー・ジャーマノッタ。イタリア系アメリカ人。グッチ家はイタリア。マフィアもイタリア。監督には巨匠リドリー・スコットがなるかもしれないとハリウッド・レポーター誌は伝えている。

リドリー・スコットは石油の大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫がマフィアに誘拐されるという事件の映画『ゲティ家の身代金』を最近監督した。

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記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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