訃報:ポール・バレア(リトル・フィートのシンガー兼ギタリスト)

コラム 高橋裕二の洋楽天国

ロック・バンド、リトル・フィートのシンガー兼ギタリストだったポール・バレアが土曜日(10月26日)、ロサンゼルスの病院で亡くなった。71歳だった。アメリカのメディアが伝えている。

リトル・フィートは1969年、フランク・ザッパのマザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーだったローウェル・ジョージを中心に、ロサンゼルスで結成された。ブルースやカントリーやジャズに影響された特異なバンドだった。

ポール・バレアは1972年、バンドに加わった。1974年に発売された4枚目のアルバム「アメイジング」で「スキン・イット・バック」を書き、歌った。バンドは初めてビルボード・アルバム・チャート200に入った。最高位は36位だった。

リトル・フィートは今年結成50周年のツアー中。ポール・バレアは今月の10月、ドクター・ストップでステージに立てなかった。

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは、アメリカのバンドでリトル・フィートが最も好きだと音楽誌ローリング・ストーンに語った。

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記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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