パンドラの株価が急騰、17の広告代理店が広告収入増加を期待

コラム 高橋裕二の洋楽天国

ニューヨーク証券取引所で売買されているインターネット・ラジオのパンドラ株。先週金曜日(1月23日)、対前日に比べ10.4%も上昇し、17.57ドルで引けた。52週高値の40.44ドルには程遠いが、直近の15ドル台に比べたら、持ち直した。ウォール・ストリートのメディアが伝えている。

理由はOTRグローバル社による調査報告。17の広告代理店が今後もパンドラで、広告費の増加が見込まれる、と期待しているというリポート。第3・四半期のローカルでの広告収入は対前年に比べて90%も伸びたという。またパンドラによれば、アクティブ・ユーザー(熱心な聴取者)は7650万人に達したという。第4・四半期の決算は来週2月5日に発表される。

同日(23日)、同業他社のiHeartRadioは、登録ユーザーが6000万人を超えたと発表した。これらに比べると日本での広告収入によるインターネット・ラジオ・ビジネスは、この先も道は極めて険しいと言わざるを得ないのだろう。

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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