英ウェンブリー・アリーナが命名権を売却「sseアリーナ、ウェンブリー」に

コラム 高橋裕二の洋楽天国

日本のロック・ファンで、ロンドンに行った事があれば必ずといって足を運ぶウェンブリー・アリーナ。施設を運営するAEGが命名権(ネーミング・ライツ)をイギリス電力会社最大手のSSE(Scottish and Southern Energy)に売却したと、イギリスの音楽業界誌ミュージック・ウィークが伝えた。

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6月1日から「sseアリーナ、ウェンブリー」となる。契約期間は10年。契約金はあきらかにされなかった。ウェンブリー・アリーナはキャパが約1万3千人。過去に様々なスーパー・スターがこの会場でコンサートを行った。60年代には音楽誌NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)の音楽賞が開催され、ビートルズも演奏した。

その後もバーブラ・ストライサンドやABBAからボブ・ディランやアイアン・メイデンまで、幅広いアーティストがコンサートを行った。明日(4月12日)はオランダのメタル・バンド、ウィズイン・テンプテーションがライブをやる。

ちなみにSSEは東日本大震災後の2011年9月、原子力発電所の開発から撤退し、再生可能エネルギーにシフトした。

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