【米国】ジェイ・Zニューアルバムが「Galaxy」専用アプリで100万人に無料配信

コラム 高橋裕二の洋楽天国

サムスンと19億円(1$95円換算)でパートナーシップを結んだと報道されたヒップ・ホップ界のスーパースター、ジェイ・Z。音楽業界誌ビルボードによるとジェイ・Zは日曜日(16日)夜、バスケットボールNBAのファイナル5戦の試合放送中、サムスンのTVコマーシャルを使ってニュー・アルバム「Magna Carta Holy Grail」を発表した。

サムスンはスマートフォン「Galaxy」拡売の為、このアルバムをダウンロード用として100万枚を購入。今月中に用意される「Magna Carta Holy Grail」アプリを使って「Galaxy S Ⅲ、Galaxy S 4、Galaxy Note Ⅱ」の所有者は無料でアルバムを購入(ダウンロード)出来る。アルバム発売72時間(3日)前の7月4日(独立記念日)、東部標準時の深夜(0:00時)からこのサービスがスタートする。勿論100万枚が売り切れたらサービスも終了する。

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経済新聞ウォール・ストリート・ジャーナルによるとサムスンはアルバム1枚あたりを5ドルで購入する。ジェイ・Zのアルバム発売元ユニバーサルミュージックに支払う事になるのだろう。5ドルは殆どディスカウントされた価格ではない。総額で5億円。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はこの100万枚を実売調査会社サウンド・スキャンがどう扱うかを気にしているが、ビルボード誌は発売4週間以内のアルバム実売価格が3.49ドル以下の作品はチャートにカウントしない事にしている。タダなら論外。

ジェイ・Zはジャスティン・ティンバーレイクと7月17日から北米ツアーがスタートする。

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