アップル、6/3のWWDCでiTunesの終了を発表か

コラム 高橋裕二の洋楽天国

アップルは米国時間の6月3日午前10時(日本時間4日午前2時)、カリフォルニア州サンノゼで「Worldwide Developers Conference」を開催する。iTunesをスタンドアローンの「音楽」、「テレビ」、「ポッドキャスト」の各アプリに置き換えるという噂が氾濫している。

一つの音楽時代の終わりだと経済情報のブルームバーグは伝えている。2001年、音楽再生・管理ソフトとしてリリースされたiTunes。その後iTunesを立ち上げてレコードを購入するという小売店モデルを開発した。しかし近年は定額制音楽・ストリーミング・サービスに全く歯が立たない。

ストリーミングの売り上げは対前年で30%伸び、全体の75%を占めるに至った。前年は65%だった。ダウンロードは対前年で25%ダウンし、全体の11%になった。実物のCD等の売り上げは対前年で34%ダウンし全体の12%となった。シンクはコマーシャルや映画に使われた売り上げ。勿論アップルもアップルミュージックでストリーミング・サービスをやっている。

これらを背景に、アップルはどんな戦略を打ち出してくるのだろうか。
 


 

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記事提供元:洋楽天国

高橋裕二(たかはし・ゆうじ)

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