SXSW 2019 が開催中、カンファレンスにビースティ・ボーイズのマイケル・ダイヤモンドらが登壇

コラム Izumi Sakamoto

アメリカ・オースティンにて、現地時間3月8日から17日までSXSWが開催。音楽カンファレンス・フェスティバルが11日より始まった。

11日に実施されたカンファレンスのひとつでは、自身が経営から運営、流通までを手掛けるアパレル・アクセサリーのブランドが大きな成功を収めているエイサップ・ロッキーが、デザイナーとして「愛されるブランドをつくるために」をテーマに議論。

フィルムでは、今夏公開を目標に製作が進められている音楽プロデューサーのリック・ルービン氏に迫ったドキュメンタリー映画『Shangri-la』、また、ハリウッド映画監督のジョーダン・ピール氏によるジミー桜井のドキュメンタリー映画『Mr.Jimmy』などがワールドプレミア上映された。

また、夕方に行なわれたインタラクティブ・イノベーション・アワードの授賞式では、音楽・音響を対象とした部門では『nuraphone』(セルフラーニング・ヘッドフォン)が最優秀賞を受賞した。

そして、2日目以降も注目のコンテンツがもりだくさん。カンファレンスには、ビースティ・ボーイズのマイケル・ダイヤモンド氏とアダム・ホロヴィッツ氏に、ナサン・ブラケット氏(Amazon Music)がインタビュー。ローレン・メイベリー氏(チャーチズ)&シャーリー・マンソン氏に(ガービッジ)に、T・ボーン・バーネット氏も登壇する予定だ。

ショーケースには総勢1700組以上のミュージシャンが出演を予定しており、日本からは『ジャパン・ナイト』にeX-Girl、the Perfect me、Regallily、奮酉、STEREOGIRL、ASTERISMの、また、その他のショーケースにもSXSW出演経験のあるCHAI、yahyel、DYGL、おとぼけビ〜バ〜らがパフォーマンスする。
 


 

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

ロンドン在住、フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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