2017年の全世界レコード売上実績は前年比8.1%増、有料ストリーミングの割合が38%で最大の収入源に

コラム 高橋裕二の洋楽天国

火曜日(4月24日)、IFPI(国際レコード産業連盟)が、2017年の全世界のレコード売り上げの実績を発表した。対前年で8.1%(2016年は5.9%)も伸びた。これはIFPIが実績発表を始めた1997年以来で最も高い伸び率だった。

有料ストリーミングによる売り上げは対前年で41.1%伸びた。定額制音楽ストリーミング・サービスの有料会員は全世界で1.76億に達した。実物のCD(LPも含む)売り上げは対前年で5.4%ダウンし、有料のデジタル・ダウンロード売り上げは20.5%もダウンした。

有料ストリーミングによる売り上げはレコード売り上げの最大の収入源となり、全体の売り上げに占める割合は前年の29%から38%に上昇した。

最も売り上げが大きかったアーティストは以下だ。

1位:エド・シーラン
2位:ドレイク
3位:テイラー・スウィフト
4位:ケンドリック・ラマー
5位:エミネム
6位:ブルーノ・マーズ
7位:ザ・ウィークエンド
8位:イマジン・ドラゴンズ
9位:リンキン・パーク
10位:ザ・チェインスモーカーズ
 

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記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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