広告・取材掲載

広告・取材掲載

【プレイリスト付き】【エアモニ】山下達郎 全局大量OAの圧勝/Eve 九州で伸び2位/Gen Kakon 大量OAでファン獲得/チャートに冬の訪れ

チャート プランテック

2025年11月12日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2025年11月3日~11月9日プランテック調べ)では、山下 達郎「MOVE ON」が1位を獲得した。

プランテックのランキングTOP10を再生

11月5日リリースのダブルA面シングル「オノマトペISLAND/MOVE ON」より、ダイハツ“MOVE(ムーヴ)”CMソングとして6月初旬よりテレビ放映中の同曲。大きく先行して10月12日放送の番組「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(JFN系列)での初フルオンエアを経て、翌13日より他番組・局でも解禁されると同週10月13日~10月19日チャートで21位に初登場。その後も多数オンエアを維持しながらチャートイン4週目を迎えた今週、前週比684%のオンエア増で首位へと上り詰めた。

シングルリリース週とあり急伸したかっこうながら、調査対象全てのステーションで獲得するに至ったオンエアの総数は、下位のおよそ2.7倍以上という圧勝だ。また、こちらも9月4日の配信リリースに先がけラジオ先行解禁され、9月1日~9月7日チャートで1位を獲得した「オノマトペISLAND」も、今週94位へと再浮上し同時チャートインしている。長期的かつ戦略的な大量オンエアが奏功し、セールスも絶好調の様子だ。

2位はEve「アイオライト」が初登場した。テレビアニメ「ポケットモンスター」新章「ライジングアゲイン」オープニングテーマとなる同曲。デジタルリリース日の翌日11月1日より少しずつ確認され始めたオンエアは、今週に入ると大きく急伸。調査対象の54.8%となるステーションでのオンエア獲得となった。

総数の4割近くを九州エリアでのオンエアが占める一方、関東エリアでのオンエア数は全体の2%に留まるなど、偏在しているのが気になるところ。次週以降、オンエア獲得範囲を広げられるか注目だ。

3位はGen Kakon「Boy, Don’t Cry」が前週24位から浮上した。東京を拠点に活動するシンガーソングライターによる“2025年インディーズ活動の集大成「3部作」”から第2弾となる同曲。10月22日の配信リリースとともにFMを中心にオンエアが開始されつつ、11月に入ると多数局が月間パワープレイに選出したことで前週チャートに初登場。今週は調査対象の41.9%のステーションでのオンエア獲得によりTOP3入りを果たした。

パワープレイ選出局のうち特にFM Osaka、東海ラジオ、FM-NIIGATAは猛プッシュしており、オンエア総数のおよそ半数を同3局が占めるなど局地的な大量オンエアだ。しかしながら、YouTubeのMVコメント欄を見ると“ラジオで聞いて知った”新規ユーザーの書き込みに溢れていることから、訴求効果を発揮していることが分かる。オンエア獲得範囲を広げることで新規ファンの更なる獲得が大いに期待できそうだ。

寒さ到来で各局・番組の選曲も“冬の訪れ”あらわに

季節外れの暑さが落ち着いたかと思えば、例年の気温を下回る寒さが到来した今週、各局・番組での選曲も大きく舵を切り、冬の訪れを感じさせる曲のオンエアが伸長。チャートにも影響が見られ始めた。

関連曲で最もオンエアが伸びた槇原 敬之「冬がはじまるよ」は、圏外からいっきに31位へと浮上。その名のごとく明瞭なタイトルと歌詞の名曲は、例年と同時期に今年もオンエアが再伸し始めたかっこうだ。

これに続いたのは小泉 今日子「木枯しに抱かれて」(153位→68位)だ。こちらは一足早く前々週10月20日~10月26日チャートで143位に再登場し、今週大きく急伸した。

ザ・おめでたズ、思い出野郎Aチーム「鍋でもやろう」(-位→133位)は11月7日リリースの新曲で、そのタイトルもオンエアを助長したことと推測される。同じく2022年リリースの水曜日のカンパネラ「鍋奉行」(-位→163位)もしかりだ。

また、過ぎ去りし感のある“秋”ソングではあるものの、原 由子「いちょう並木のセレナーデ」(-位→163位)、ビッケブランカ「秋の香り」(-位→187位)は、ネット番組(ネットワーク局)でのオンエアによりTOP200圏内入りを果たした。

これからの季節に欠かせないシーズナリーソングも、チャート圏外ながら既にオンエアは伸び始めている。いくつになっても胸が躍る煌びやかな冬の名曲たち。次週以降、耳にする機会は更に増えるだろう。

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2025年11月3日~11月9日)

1.MOVE ON / 山下 達郎
2.アイオライト / Eve
3.Boy, Don’t Cry / Gen Kakon
4.欠片 / Lavt
5.IRIS OUT / 米津 玄師
6.I Want You Back / BE:FIRST
7.ハナ / マカロニえんぴつ
8.ビーナスベルト / あいみょん
9.EYES CLOSED / JISOO & ゼイン
10.ファンファーレ / 玉置 浩二

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

ポッドキャスト概要:

Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り

「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

Spotifyでポッドキャストを聴く

プレイリスト概要:

記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち

月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!

Spotifyでプレイリストを聴く
@musicman_nusicman