Billboard JAPAN Streaming Songs（1/10公開）、YOASOBI「アイドル」が首位返り咲きミセス/NewJeans/リーダーズら年末音楽番組で活性化

2024年1月11日 11:56

2024年1月10日公開（集計期間：2024年1月1日～1月7日）のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、YOASOBI「アイドル」が首位に返り咲いた。

「アイドル」は、TVアニメ「【推しの子】」のオープニング・テーマで、2023年4月12日に配信開始。2023年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で首位を獲得するなど、数々の記録を打ち立ててきた同曲だが、12月30日放送の「輝く！日本レコード大賞」では、YOASOBIとして「特別国際音楽賞」、Ayaseは同曲で「作曲賞」を受賞しており、12月31日放送の「第74回NHK紅白歌合戦」では国内の音楽番組で初披露された。チャートイン39週目となった当週の再生回数は、前週比113％の10,571,870回と週間1,000万回再生の大台をマーク。通算23度目、そして16週ぶりの首位獲得となり、年末の大型音楽番組の影響が色濃く窺える結果となった。なおYOASOBIは、当週「勇者」が自身15曲目の累計1億回、「群青」が自身2曲目の累計7億回再生を突破。また、2023年12月25日に放送された「YOASOBI18祭（フェス）」のテーマソング「HEART BEAT」が、当週69位に初登場している。

続く2位は、2023年9月8日から11月5日まで開催されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーン・イベントとのコラボレーション楽曲のAdo「唱」。9月6日に配信が開始し、9月13日公開の当チャートで15位に初登場すると、チャートイン3週目に初の首位を獲得した。当週の再生回数は前週比100％とほぼ横ばいの10,318,975回を記録。依然として高水準を維持したものの、連続首位記録は15週でストップとなった。また、同曲はチャートイン9週目に当チャートにおけるストリーミングの累計再生回数1億回を自身最速で達成。Adoは、昨年末の「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場し、京都・東本願寺から中継で同曲を披露した。

「第65回輝く！日本レコード大賞」を受賞したMrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」が、前週7位から3位に浮上。当週の再生回数は前週比123％の7,759,163回を記録した。Mrs. GREEN APPLEは、初出場の「紅白歌合戦」で披露した「ダンスホール」が11位、「CDTVライブ！ライブ！年越しスペシャル！2023→2024」で披露した「私は最強」が63位をマークしたほか、計12曲を100位圏内に送り込んでいる。

そのほか、キタニタツヤ「青のすみか」、NewJeans「Ditto」「OMG」「ETA」、10-FEET「第ゼロ感」、あいみょん「愛の花」、新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」、MAN WITH A MISSION×milet「絆ノ奇跡」、LE SSERAFIM「UNFORGIVEN（feat. Nile Rodgers）」、ano「ちゅ、多様性。」といった「紅白歌合戦」で歌唱された楽曲も続々とチャートイン。紅白出場アーティストによる既発曲もチャート・アクションを活性化させており、前週に続き、年末の大型音楽番組の影響力が感じられる動きが多くみられた。

そんな中、Number_i「GOAT」が初登場15位をマーク。同曲は平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太による新グループによる1stデジタル・シングルで、1月1日に配信がスタートした。

【Streaming Songs】トップ10

1位「アイドル」YOASOBI（10,571,870回再生）
2位「唱」Ado（10,318,975回再生）
3位「ケセラセラ」Mrs. GREEN APPLE（7,759,163回再生）
4位「晩餐歌」tuki.（7,252,482回再生）
5位「SPECIALZ」King Gnu（7,100,332回再生）
6位「怪獣の花唄」Vaundy（6,239,379回再生）
7位「ランデヴー」シャイトープ（5,567,185回再生）
8位「青のすみか」キタニタツヤ（5,505,883回再生）
9位「花になって」緑黄色社会（5,458,222回再生）
10位「勇者」YOASOBI（5,457,526回再生）

※（）内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“Hot 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合がある。