Billboard JAPAN Hot Animation(1/10公開)、2024年初週もYOASOBI「アイドル」が首位 キタニ&10-FEETと「紅白」歌唱曲が軒並み上昇

チャート ビルボード

YOASOBI「アイドル」

2024年1月10日公開(集計期間:2024年1月1日~1月7日)のBillboard JAPANアニメチャート“JAPAN Hot Animation”で、TVアニメ「【推しの子】」オープニング主題歌のYOASOBI「アイドル」が1位を獲得した。

当週では、前週(1月3日公開分)に続きストリーミング、動画再生、カラオケでの1位をキープしたほか、ダウンロードでも1位を奪取。指標4冠を達成し、大きく総獲得ポイントを伸ばした前週よりさらにポイントを伸ばす形で、通算35度目のアニメ首位に輝いた。

「アイドル」を指標別のポイントで見ると、なかでもダウンロードとストリーミングの2つで、大きくポイントを伸ばしていることがわかる。両指標は、テレビ放送等による世間での盛り上がりがリアルタイムに反映されやすいため、前週からの伸びから、年末の【第65回輝く!日本レコード大賞】および「第74回NHK紅白歌合戦」への出演の影響がいっそう表れていることがうかがえる。

またトップ10を見ると、ラインナップ自体は前週から変化がないものの、TVアニメ「呪術廻戦」「懐玉・玉折」オープニング・テーマのキタニタツヤ「青のすみか」や、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の10-FEET「第ゼロ感」と、「アイドル」以外にも「紅白」で歌唱された楽曲が、ダウンロード&ストリーミングの2指標を中心に軒並みポイント増加、順位を2ランク以上伸ばしていることがわかる。さらにトップ20まで広げると、同じく「紅白」で歌唱され、前週はチャート圏外であったano「ちゅ、多様性。」(TVアニメ「チェンソーマン」エンディング・テーマ)が20位に食い込み、22週ぶりの当チャート登場を果たしている。全体的に獲得ポイント数は小さくまとまったものの、年末年始のテレビ露出による影響は今年も大きかったようだ。

【JAPAN Hot Animation】トップ10

1位「アイドル」YOASOBI
2位「SPECIALZ」King Gnu
3位「花になって」緑黄色社会
4位「勇者」YOASOBI
5位「青のすみか」キタニタツヤ
6位「第ゼロ感」10-FEET
7位「SOULSOUP」Official髭男dism
8位「最高到達点」SEKAI NO OWARI
9位「光の跡」星野源
10位「more than words」羊文学

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