神はサイコロを振らないが2週連続1位、満開の新旧“さくらソング”に多数リクエスト【エアモニ】

チャート プランテック

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2021年3月31日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2021年3月22日~2021年3月28日プランテック調べ)では、神はサイコロを振らない「未来永劫」が2週連続1位を獲得した。

メジャー1stシングル「エーテルの正体」からのリード曲となる同曲。前週リリースとなるものの、3月度の月間パワープレイに多数局で選出されていることにより今週も大量オンエアをキープしたかっこうだ。オンエア数の9割弱がパワープレイによるものと、オンエア獲得局が絞られてきた傾向にあるが、そんななかでも変わらずリクエスト数は安定している。今週もゲスト/コメント出演が複数みられたことも奏功してのものだろう。

2位はコナン・グレイ「オーヴァードライヴ」が前週3位から上昇した。こちらも全国多数局でパワープレイに選出されての大量オンエアで、3週にわたりTOP3を死守。前週に24%の増加がみれらたオンエア獲得局数は今週、大きく減少したものの、大量オンエアのかいありここに来てリクエストを集め始めている点は特筆すべきだろう。パワープレイに選出されていない局でのリクエストオンエアも確認された。

3位はブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック「リーヴ・ザ・ドア・オープン」が前週5位から上昇。2週ぶりのTOP3返り咲きとなった。洋楽ながらこちらは上位のコナン・グレイと異なり、パワープレイ選出がないなかでの大量オンエアであり、洋楽ファンお馴染みの両者による新グループらしい注目度だ。調査対象局のうち、FM FUJIを除く全FMステーションでのオンエアを獲得しつつ、AM局でのオンエアも確認。リクエスト数も引き続き安定している。今年後半に発売予定のアルバムが楽しみだ。

新旧“さくらソング”が満開、リクエストも多数集まる

桜シーズンが本格到来した今週、新旧“さくらソング”がラジオチャート上でも満開となった。関連曲へのリクエストが全国各局に多数寄せられたなか、特にあいみょん「桜が降る夜は」(6位→5位)、福山 雅治「桜坂」(38位→45位)、ケツメイシ「さくら」(38位→22位)、aiko「桜の時」(70位→26位)、いきものがかり「SAKURA」(85位→92位)には、新曲勢と同等数のリクエストが集まった。この他、オンエアが多かったものは下記だ。

森山 直太朗「さくら」(25位→22位)、YUI「CHE.R.RY」(36位→45位)、川崎 鷹也「サクラウサギ」(38位→51位)、スピッツ「チェリー」(-位→54位)、星野 源「桜の森」(106位→64位)、レミオロメン「Sakura」(-位→71位)、中島 美嘉「桜色舞うころ」(-位→78位)、アンジェラ・アキ「サクラ色」(117位→92位)、コブクロ「桜」(139位→92位)…etc

なお、さくらソングに導かれる形で“春ソング”のオンエアも本格化し始めた。次週以降さらに伸びるだろう。今年も春の到来を喜ぶとともに、コロナ禍が明ける“真の春”はいつになるかと悩ましい…。そんな曇る心を音楽が晴らしてくれる。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2021年3月22日~2021年3月28日)

1位「未来永劫」神はサイコロを振らない
2位「オーヴァードライヴ」コナン・グレイ
3位「リーヴ・ザ・ドア・オープン」ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク&シルク・ソニック
4位「One Last Kiss」宇多田 ヒカル
5位「桜が降る夜は」あいみょん
6位「魔法」Myuk
7位「紫の夜を越えて」スピッツ
8位「ホールド・オン」ジャスティン・ビーバー
9位「listen to the radio」マカロニえんぴつ
9位「たとえたとえ」緑黄色社会

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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