アミューズ、25年4月~9月期は大幅増益 通期予想を上方修正
アミューズは、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2025年4月1日~9月30日)を発表した。
営業収入は402億500万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は49億5,500万円(同154.9%増)、経常利益は49億9,100万円(同148.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は32億5,800万円(前年同期は1億6,000万円の親会社株主に帰属する中間純利益)となった。
営業収入については、前連結会計年度において連結子会社だったA-Sketchの全保有株式を譲渡したことに伴う同社の連結除外の影響や前年同期に開催されたSEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2024「深海」等の大型コンサートツアーの開催の反動減等の影響があったものの、主にサザンオールスターズLIVE TOUR 2025「THANK YOU SO MUCH!!」や星野源「Gen Hoshino presents MAD HOPE」等の大型コンサートツアー、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の開催等によりイベント収入が大幅に増加したこと、サザンオールスターズや星野源等のコンサートツアーグッズに加えてグループ外のアーティスト等に係るグッズ・商品収入が増加したこと及び極東電視台において番組制作収入が増加したこと等の要因により営業収入は前年同期比で増収となった。
営業利益については、上記の大型コンサートツアー案件等に係る制作経費の計上やグッズ・商品に係る製造コストの増加、極東電視台における番組制作原価の増加等により営業原価は前年同期比で増加したものの、上記の増収の影響が営業原価の増加の影響を大きく上回ったことに加えてA-Sketchの連結除外や経費コントロールの実施等により販売費及び一般管理費が前年同期比で減少したため営業利益は前年同期比で大幅な増益となった。
経常利益については、上述のA-Sketchの連結除外に伴い同社の関連会社であったMASH A&Rを持分法適用の範囲から除外したことが減益要因となったものの、上述の営業利益の大幅な増益の影響により前年同期比で大幅な増益となった。
親会社株主に帰属する中間純利益については、上記の増益要因に加えて保有株式の売却に伴う投資有価証券売却益等の計上及び前年同期における特別損失の計上の反動による増益に法人税等の計上を加味した結果、こちらも前年同期比で大幅な増益となった。
イベント関連事業は、営業収入が277億7,800万円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益が31億8,200万円(同477.5%増)となった。
音楽・映像事業は、営業収入が88億5,600万円(前年同期比6.6%減)、セグメント利益が10億4,900万円(同10.6%増)となった。
通期の業績予想については、最近の業績動向を踏まえ、8月14日に公表したものから利益面を上方修正。営業利益は43億円(前期比53.7%増)、経常利益は43億円(同45.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は28億円(同69.9%増)になるとみている。
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