JASRAC、2025年度第2四半期の分配額は前年同期比7.9%増の373億8,000万円

日本音楽著作権協会（JASRAC）は10月22日、2025年度第2四半期（2025年7月から9月まで）報告を発表した。

2025年度第2四半期の徴収額は、2024年度同期比で10.8%増の365億9,000万円となった。主な内訳としては、インタラクティブ配信が23億円の増（17.5%増）、演奏等が9億6,000万円の増（16.3%増）、ビデオグラムが3億5,000万円の増（16.6%増）、オーディオディスクが2億9,000万円の増（16.3%増）となった一方で、放送等が5億3,000万円の減（8.0%減）となった。第2四半期までの累計（1Q＋2Q）では735億4,000万円となっており、上半期としての過去最高を更新した（これ
までの過去最高は2024年度の672億8,000万円）。

また、分配額は2024年度同期比で7.9%増の373億8,000万円となった。これは、主に2025年1月から6月までの徴収額を反映したもので、インタラクティブ配信で10億円の増（7.8%増）、演奏等で8億2,000万円の増（11.3%増）、ビデオグラムで4億7,000万円の増（24.1%増）、オーディオディスクで4億2,000万円の増（25.5%増）となった。第2四半期までの累計（1Q＋2Q）では721億3,000万円となっており、上半期としての過去最高を更新した（これまでの過去最高は2024年度の677億2,000万円）。

資料

2025年度第2四半期報告書