MPA 2025年度定時総会を開催、フジパシ代表取締役社長・立本洋之氏が副会長に就任

MPAは6月13日、東京・明治記念館において2025年度定時総会を開催、2024年度事業報告、同決算報告について審議を行った(委任状含む205社が出席)。
第1号議案「2024年度事業報告」では、MPAはじめ音楽関係5団体で設立したカルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)が、国内初となる本格的な音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」を新設、MPAは、CEIPAの一員として、MAJ実施に向けて積極的に活動したこと、2024年12月に著作隣接権使用料の再分配システムを大幅に改修、原盤の国際標準コードであるISRCを活用することにより、配信音源への放送二次使用料の再分配を可能とし、分配精度の向上を図ったこと、日本音楽作家団体協議会(FCA)と定期的に意見交換会を開催、作家とのコミュニケーションを深めていくための活動等について報告した。
第2号議案の「2024年度決算報告」では、著作隣接権分配事業収益、分配システム改修費用などについて説明、収益13億2,899万円、費用13億3,550万円、経常増減額-651万円となったことを報告、第1号議案、第2号議案ともに満場一致で承認された。
また、同日開催された理事会において、栗田秀一副会長の後任として、フジパシフィックミュージック代表取締役社長・立本洋之理事が副会長に就任したことが報告された。なお、今年もMPA正会員を対象に動画配信された。
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