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レコ協会員社が告訴、日本楽曲を配信していた中国国内向け海賊版音楽サイト運営者に有罪判決

ビジネス 音楽業界

2025年1月、四川省綿陽高新技術産業開発区人民法院は、日本楽曲を含む多数の楽曲を無許諾で配信していたサイトの運営者(四川省、男性)に対して懲役3年(執行猶予4年)、罰金3,000元の有罪判決を下したことを発表した。

この事件は、昨年2月に四川省三台県公安が摘発した海賊版音楽サイト「Song Taste让我们不負音楽」の運営者が日本楽曲を含む多数の楽曲を無許諾で配信していたもので、公安からの協力依頼を受けて、日本レコード協会会員社が告訴を行った。同サイトは2019年10月から運営され、2023年5月に閉鎖されるまでの間に日本、台湾、香港などの楽曲を含む約14,000曲が無許諾で配信されていた。

今回は国際レコード産業連盟(IFPI)北京事務所および同協会北京代表処が四川省三台県公安の捜査・刑事裁判に協力し、サイト運営者の有罪判決に至った。

同協会は、今後もIFPIおよび現地執行機関との連携を密にし、国外における違法対策にも積極的に取り組んでいくとしている。