世界初バーチャルキャラクターのためのソーシャルメディア「Oshi」グローバルローンチ

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現在、世界70カ国以上で利用されているグローバルストリーミングプラットフォーム「Logcast」は、バーチャルキャラクター向けのソーシャルメディア「Oshi」を、この度グローバルローンチした。Oshiは、シリコンバレーのベンチャーキャピタル「Goodwater Capital」からの支援を受けている。

VTuber(バーチャルアバターのYouTuber)や声優などバーチャルキャラクターとして活躍するクリエイターは、日々のレポや舞台裏の録音をはじめとする音声クリップなどの有料コンテンツをOshi上にアップできる。さらに今後は、ファンとのバーチャルな交流イベントや生配信でのアバターストリーミングなども企画できる予定で、2024年にはSpotifyとのパートナーシップにより、Oshi経由でSpotifyに短編トークコンテンツをアップできるようになる。キャラクター主体のコンテンツ配信により、まるでアニメやゲームのキャラクターが現実世界に存在しているかのように、ファンは自身の「推し」のキャラクターとの直接的なコミュニケーションを楽しむことができる。

同社は、2030年までにバーチャルアバターのクリエイター数が人間のクリエイター数を上回ると予測しており、次世代のキャラクターエンターテインメント市場は、ファンがキャラクターの動向を追うために新しい映画やアニメの最新話を待つ必要のない、より活動的で“Direct to Fan(D2F=ファンとダイレクトにつながることができる)”な場であると想定している。つまり、好きなキャラクターとダイレクトに関係を築き、交流を図ることで、フィクションと現実のギャップが次第になくなっていくと考えているという。

Logcast 共同創立者兼CEO/Oshi 開発者、レニ・アンドロニコス氏コメント

日本の声優やVTuberが世界の視聴者にリーチできる市場のポテンシャルは非常に大きく、日本のアニメやポップカルチャーは世界的な人気を誇っています。しかし残念ながら、その背後にいるクリエイターは、デジタルプラットフォーム上でマネタイズする機会にあまり恵まれていないというのが現状です。Oshiは、Spotifyをはじめとする配信パートナーからなるグローバルネットワークを活用することで、日本のクリエイターに向けて、これまで未開拓で収益化されていなかった市場を開拓すると同時に、グローバルオーディエンスにはキャラクターと直接的につながることができる場を提供し、クリエイターが健全にマネタイズできる状況へと変えていくことを目指しています。

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