音楽フェスに「行ったことがある」人は20~40代で高めの割合、もっとも高い30代で4割弱〜LINEリサーチ調査

ビジネス レポート

LINEが運営しているLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、音楽フェスに行ったことのある人の割合や、音楽フェスの魅力について調査を実施し、その結果を発表した。

これまでに、単独ライブを除いた複数のアーティストによるライブ・パフォーマンスを行う音楽フェス(屋外・屋内問わず、オンラインでの参加は除く)に行ったことがあるかを調査。全体では「行ったことがある」という人が3割で、「行ったことはない」という人が7割という結果となった。すべての年代でも「行ったことはない」という人の割合のほうが高く、約6~8割を占めた。

音楽フェスに「行ったことがある」という人の割合は、20~40代でやや高めとなった。特に30代で高く、男女ともに4割弱だった。男女別にみると、どちらも3割前後で大きな差はみられなかったが、10代では男性が21%で、女性が15%と、男性のほうが高い割合となった。

また、音楽フェスに行ったことがある人に、音楽フェスのよいところや魅力について調査。全体では「好きなアーティストの演奏を生で聴ける」が約7割で1位となった。全体2位以降は、「新しい音楽・アーティストに出会える」「ストレス発散になる」「いろいろなジャンルやテーマの音楽を楽しめる」「一体感や特別感を感じられる」が4割超で続いた。

年代別にみても、すべての年代で「好きなアーティストの演奏を生で聴ける」が1位となった。2位以降は、年代によって違いがみられ、10~20代では「グッズ・限定商品を買える」の割合が3割超で、ほかの年代と比べて高くなった。音楽フェスに行く人の割合が高かった20~40代では、「いろいろなジャンルやテーマの音楽を楽しめる」「新しい音楽・アーティストに出会える」の割合が高くなった。

そのほかにも30代では「ストレス発散になる」の割合が高く、男女ともに5割超だった。「自然の中で音楽を楽しめる」は30~60代で高く、その中でも特に女性では4割前後、男性も60代男性で4割超と高くなった。

男女別にみると「フードやドリンクなど飲食が楽しめる」は、男性よりも女性の割合が高く、特に10代・30代女性で3割超の高い割合に。また、「同じ趣味の仲間ができる(出会いの場になる)」は、10代男性で2割超と高くなった。

調査について

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年5月8日~2023年5月10日
有効回収数:5,254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合がある

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