2021年の動画配信市場規模は前年比114%の4,230億円、2026年には5,250億円まで成長〜デジタルコンテンツ協会調べ

ビジネス レポート

動画配信サービスの市場規模推計

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は4月25日、動画配信の市場規模を把握するため独自の調査結果をまとめた「動画配信市場調査レポート2021」を発行した。定価13,200円(税込)。

調査の結果、2021年の動画配信市場規模を、4,230億円(前年比114%)と推計した。

緊急事態宣言等が断続的に発出される中で、コンテンツ消費のネットワークシフトに伴いSVODを中心に有料動画配信サービスの利用が大きく伸長し、動画配信事業者によるコンテンツ充実等の努力が結実して、市場規模は順調に増大。今後動画配信市場は、日常のライフスタイルの中に定着して、レイトマジョリティにも受け入れられるフェーズに入りながら、2026年には5,250億円まで成長すると推計している。

なお、本レポートでは、ジャーナリスト/日本経済大学大学院特任教授・数土直志氏による特別寄稿「動画配信ビジネスが変えた国内アニメーションの現在とこれから」を巻頭に配するとともに、ライフスタイルの中に視聴習慣が根付き成長期を歩む動画配信市場の現状と課題、主な動画配信事業者の動向を紹介している。

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