ユニバーサル ミュージック グループ、起業家精神あふれるインディー・レーベルやアーティストをサポートするグローバルネットワーク「Virgin Music Label & Artist Services」をローンチ

ビジネス

Virgin Music Label & Artist Services

ユニバーサル ミュージック グループ(以下、UMG)は2月18日、新たなグローバルネットワークとして、Virgin Music Label & Artist Services(以下、VMLAS)のサービス開始を発表した。

VMLASはVirginレコードレーベルの精神を受け継ぐ起業家、インディーズのレーベルやアーティストに対して、プレミアムかつ柔軟なサービスを提供する新たなグローバルネットワーク。

1972年にイギリスで設立されたVirgin Recordsはほぼ半世紀にわたって音楽文化の再定義に貢献してきた。プログレ、レゲエ、パンク、ニューウェーブの先駆的なルーツからFrontline、Stiff、Charisma、Circaなどのレーベル、そしてUMGレーベルの中で成功を収めているCarolineとAstralwerksの設立に至るまで、インディーズの音楽シーンはVirginの歴史が世界的な成功の重要な触媒となってきた。

Virgin Recordsはデビッド・ボウイ、セックス・ピストルズ、アリーヤ、ザ・ローリング・ストーンズ、ジョージ・マイケル、ジャネット・ジャクソン、レニー・クラヴィッツ、カルチャー・クラブ、マッシブ・アタック、スパイス・ガールズなど最も影響力があり尊敬を集めるアーティストのホームでもあった。

世界各地域において高度なスキルを持つエグゼクティブ・チームが率いるVMLASは、その豊かな文化と音楽資産を基盤に、UMGの業界をリードするテクノロジー・プラットフォーム、各地域のネットワーク、専門知識とUMGのグローバル展開を組み合わせ、十分なリソースを備えた各地域ハブを提供。レーベルやアーティストの世界的かつ長期的な成功のためのサポートや、次世代のインディーズ・アーティストとレーベルが、世界中のオーディエンスへ作品を届けるための一連のリソースを提供する。

VMLASは世界5大音楽市場(米国・日本・英国・ドイツ・フランス)と過去5年間で最も成長市場であるラテンアメリカでサービスを開始しており、アーティストへグローバルなソリューションを提供。今後、数か月以内に追加の事業も開始予定となっている。

日本ではVMLAS Japanが発足し、執行役員・田中宏和氏が率いる新しい事業部に統合されCaroline Japanの既存の機能が拡張される。なお田中宏和氏は社長兼最高経営責任者・藤倉尚氏にレポートする。なお、新たな部門となるVMLAS Japanは、既存の国内邦楽メジャーレーベルであるVirgin Musicとは別に独立運営される。

UMG・会長兼 CEO ルシアン・グレンジ氏コメント

Virgin ブランドは長い間強力なイノベーション、音楽的な創造性、起業家精神の代名詞でした。この象徴的なブランドの復活を、グローバルな配信やレーベルサービスの新たなビジネスモデルとして発表できることを嬉しく思います。UMGの各地域で専門性の高いリソース、最高のサービスと技術を組み合わせることで長期的なパートナーシップを育み、次世代のインディーズ・レーベルとアーティストの才能に世界的な成功をもたらします。今回の世界展開は、音楽業界をリードし、アーティストや起業家の重要なパートナーとなるという当社の戦略の重要な進化を意味しています。

Virgin グループ創設者 リチャード・ブランソン氏コメント

ロンドンに最初のインディーズのレコード・ショップをオープンしてから半世紀が経ちましたが、Virgin Musicという名前が今日の音楽界の最も優れた起業家、イノベーター、アーティストを代表し続けていることを誇りに思います。

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