エムアップ2020年3月期の連結業績、売上高が前年比60%増の110億円

ビジネス

エムアップホールディングスは5月15日、2020年3月期の連結業績(2019年4月1日〜2020年3月31日)を発表した。

当連結会計年度における売上高は110億6,100万円(前年同期比60.0%増)、営業利益は7億2,900万円(前年同期比81.7%増)、経常利益は9億2,400万円(前年同期比106.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億7,000万円(前期は22億6,900万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となった。

主にスマートフォン向けにファンクラブサイト運営や各種デジタルコンテンツ配信、動画サービス、アプリの提供などを行っているコンテンツ事業では、売上高が91億8,100万円(前年同期比60.2%増)、セグメント利益が12億9,600万円(前年同期比161.8%増)となった。

主に同社グループの運営するファンクラブサイト等を通じて、CD、DVDおよびブルーレイといった音楽映像商品と、アーティストグッズを販売しているEC事業では、売上高が7億3,400万円(前年同期比23.1%増)、セグメント利益が5億2,800万円(前年同期比157.7%増)となった。

電子チケットおよびチケットトレード、並びにそれらに付随する各種サービスからの収益により構成されるチケット事業では、売上高が11億円(前年同期比121.7%)、セグメント損失が2億4,900万円(前年同期はセグメント利益1億2,300万円)となった。

上記3つのセグメントに属さない連結子会社の収益等が計上されており、主にアパレルやプロダクション事業が含まれているその他事業では、売上高が6,800万円(前年同期比32.0%減)、セグメント損失が4,800万円(前年同期はセグメント損失2,700万円)となった。

2021年3月期の見通しについては、売上高120億円(前年同期比8.4%増)、営業利益8億2,000万円(前年同期比11.3%増)、経常利益8億2,000万円(前年同期比12.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億6,000万円(前年同期比2.6%増)を見込む。

オススメ