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JASRAC、2020年6月より管理手数料実施料率を一部引き下げ

ビジネス

今回変更対象となる使用料の区分と実施料率
今回変更対象となる使用料の区分と実施料率

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作物使用料等を作詞者、作曲者、音楽出版社等の権利者(委託者)に分配する際に控除する管理手数料の実施料率の一部を、2020年6月分配期以降、表の通り引き下げると発表した。

JASRACは、近年の著作物使用料の徴収・分配構造の変化等を踏まえ、より収支の実態に即した実施料率への変更に取り組んでいる。今回は、「放送等」「有線放送等」「インタラクティブ配信」の3つの使用料区分について、従来の実施料率からそれぞれ0.5%を引き下げる。

JASRACは、今後も音楽の利用者が支払った使用料がクリエーターの新たな創作へとつながるよう、管理の効率化と経費の削減に向けた取り組みを続けていくとしている。

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