GMO新会社、カルチャー支援事業開始 第1弾はEDM
GMOインターネットは、新会社GMOカルチャーインキュベーション株式会社を設立し、カルチャー支援事業を開始した。
GMOカルチャーインキュベーション社の同事業第一弾は、DJカルチャーの支援活動。世界のトレンドとなっているEDMをはじめとした、DJカルチャーの音楽シーンにおいて日本から世界規模で活動の幅を広げているアーティストを支援する取り組みを行うとのこと。

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【カルチャー支援活動開始の背景】
消費スタイルが「モノ」から「コト」へとシフトする中、音楽に対するユーザーの楽しみ方も、「聴くもの」から「楽しむもの」へのシフトがおこっています。具体的には、CD・ダウンロード販売・サブスクリプション型(定額制)ストリーミングといったコンテンツとしての音楽から、フェス・クラブといったイベント参加型の音楽へのシフトです。
このような中、欧米を中心にブームとなっているのがEDM(Electronic Dance Music)です。EDMのフェスは、DJというパーソナルな存在が、数万人規模のオーディエンスを相手に孤軍奮闘してパフォーマンスを披露するエンターテイメント性の高さが特徴で、欧米では、社会現象といえるまでになってきています。
コンテンツとしての音楽市場が前年比3.9%減の約1兆5,600億円(IFPI(国際レコード産業連盟)調べ)と停滞する一方、フェス・クラブ市場は4,000億円超(「IMS Business Report 2014」調べ)と拡大しています。同市場の拡大に伴い、スターDJが台頭し、その存在感が増しています。
こうした背景からGMOインターネットでは、カルチャーやアートの分野に着目し、日本発の文化を世界に送り出すため、カルチャー支援事業を行うことを決定し、GMOカルチャーインキュベーションを設立いたしました。
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