レコ協、TUBEFIREの提供停止で和解

日本レコード協会会員社を含むレコード会社23社および音楽出版会社1社は、YouTube上に存在するコンテンツについてファイル形式を変換して利用者に取得させるサービス「TUBEFIRE」を運営するミュージックゲートに対して2011年8月19日にTUBEFIREの停止並びに損害賠償約2億3千万円を求める訴訟を東京地方裁判所に提起していたが、本日、裁判上の和解が成立したことを発表した。和解内容の骨子は下記の通り。
和解内容の骨子
(1)被告は、TUBEFIREにおいて、原告らが本件において請求した著作権又は著作隣接権を有するファイルのうちダウンロード可能になっていたものに関し、権利侵害があったことを認める。
(2)被告は、原告らに対し、既にTUBEFIREの提供を中止していることを確認し、今後も同サービス(名称のいかんに拘わらずこれと実質的に同一のサービスを含む)を再開しない。
(3)被告が(1)及び(2)の確約をしたことに鑑み、原告らは、被告に対し、本件に関し損害賠償を請求しない。
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■日本レコード協会:http://www.riaj.or.jp/
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