『LiSA PRiSM〜LiFE is Soulful Artwork〜』 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
“ロックヒロイン”の異名をもち、日本を代表するアーティストのひとりであるLiSA。その活動15周年を記念した特別な展覧会が、2026年5月10日(日)まで原宿にて開催されている。タイトルは『LiSA PRiSM〜LiFE is Soulful Artwork〜』。そこには、ファンたちに投げかけてもらった光を七色にきらめき返してきた15年の歩みが、まるでプリズムのようだ……というLiSA自身の想いが込められているのだという。
3年も前から準備を重ねてきたというこのアニバーサリー展覧会では、数々のステージ衣装や直筆ノートなど、今回が初出しとなる貴重な資料が多数展示されている。以下、会場の雰囲気や見どころの一部を紹介しよう。
15年間の軌跡、進化し続けるLiSA
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
光を7色に分けるプリズムにならってか、展示はおよそ7パートに分かれている。まずは、デビューから今日に至るまでのLiSAの活動を丁寧にたどっていくディスコグラフィーのエリア「15 Years SPECTACLE CHRONiCLE」だ。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
CDなどの展示に加えて、このエリアの一角ではLiSA直筆の歌唱用メモを見ることができる。残念ながら撮影不可だったため写真では紹介することができないが、この何気なく展示されているメモが必見なのである! LiSAが歌詞のどの部分にどんなイメージを乗せて歌っているのか、どの部分を際立たせるためにどんな息づかいの工夫をしているのか、ペンを何色も使ってびっしりと書き込まれたメモは、まるで彼女の頭の中を覗いているかのようだった。
色とりどりの衣装でたどる歴史
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
続いてはライブ活動にフォーカスした展示エリア、「LiVE SCENE SPECTRUM」。華やかなステージ衣装たちにわーっと駆け寄りたくなるが、冒頭のインタビュー映像にもぜひ注目を。本展では随所で撮り下ろしのLiSAインタビュー映像が放映されているが、ここで見られるインタビューにはとりわけ引き込まれる。初めての武道館公演を、体調不良のため不本意な形で終えてしまった……そのときの想いと気づきを真摯に語るLiSAの姿はとても印象的だった。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
ポップなデザインで目を引くのは、武道館リベンジ公演となった『LiVE is Smile Always〜PiNK&BLACK』(2015年)の衣装。“ドーナッても今日もいい日だっ。”をテーマに、立体のドーナツをあしらったドレスが誕生したのだそう。なお展示されている衣装には、それぞれにLiSAが思い出を振り返るコメントが添えられており、実は早替えが大変で……などなどの裏話が知れて面白い。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
衣装そのものだけでなく、デザイナーによるデザイン画や、LiSA手書きのセットリストも展示されている。セットリストにはMC内容も書き込んであり、ライブにかけるLiSAの熱量がバシバシ伝わってくるので必見だ。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
中央に展示された圧倒的ボリュームのドレスは、2021年の紅白歌合戦のために手作りされたもの。細やかなチュールの重なりは、どの角度から見ても隙のない美しさ……ちなみに、着用したらひとりでは動けないらしい。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
LiSA本人が「一番着たかも」とコメントしている「紅蓮華」のMV衣装も。近くで見るとすっかりユーズド感が出ており、それだけこの衣装が多くのステージを沸かせたことを実感させてくれる。
スペシャル映像を大画面で
本展ではこのあと、LiSAのこれまでのライブをダイジェストでまとめたスペシャル映像「LiVE “PRiSM”」のコーナーが続く。こちらは撮影NGエリアなので、実際に会場へ足を運んだ人だけのお楽しみである。視界いっぱいのスクリーンでライブを追体験する胸熱の一角を、ぜひ体感してみてほしい。
LiSAマインドにふれる
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
ちょっと面白いのは、LiSAの楽屋を再現展示した「BACK STAGE」のコーナーだ。色とりどりのフルーツが何種類も用意されているのが可愛い。なるほど、あの弾ける歌声はビタミンによって支えられているのか……と妙に納得である。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
「LiSAのことば」のコーナーでは、ストイックに、ポジティブに、自らを鼓舞して前を向く彼女のマインドに触れることができる。ファンへの想いにあふれた温かい言葉や、負の感情も糧にして進み続けるまっすぐな言葉たち、どれもハッとさせられるものばかりだ。「自分のわがままを肯定したいだけの答えにはのらない。」なんて、カッコ良すぎる!
15人のアーティストが解き放つ、新しいLiSA
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
最終エリアである「15 Creators_SOULFUL ARTWORK」では、写真家、墨絵・陶墨画家、絵本作家など、ジャンルを超えた15 名のクリエイターによるアートワークが展示されている。これはLiSAのデビュー15周年を記念した書籍『LiSA 15th Anniversary Book PRiSM』のための企画で、クリエイターたちがそれぞれの“PRiSM(独自の視点)”を通してLiSAを表現する、というもの。会場では書籍未収録の作品も展示されているので注目だ。各クリエイターごとに、どんな切り口でLiSAを捉えたのか、コンセプトや想いの解説コメントが寄せられているので、そちらも作品と併せてチェックしたい。
会場風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
会場の出口付近には、LiSAからのメッセージ映像が。もちろん締めくくりは「今日もいい日だっ! ばいちーっ!」である。
あっ! これは! (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
モニター周辺は来場者のメッセージコーナーになっており、用意されたカードとペンで一言メッセージを残していくことができる。展覧会の感想や15周年祝福のメッセージなど、溢れるエモーションはこちらへどうぞ。ひと足先に内覧に訪れていたLiSA本人からのメッセージカードも掲示されていて、ニッコリである。
ショップもきらめいてます
ショップ風景 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
併設のショップで販売されているオリジナルグッズも、かなり充実している。定番のアクリルものやステーショナリーから、LiSAが公式アンバサダーを務める「Nutella」とのコラボ商品まで、ピックアップし始めたらキリがない。
「LiSA×西元祐貴 Tシャツ」「LiSA×Chocomoo Tシャツ」ともに税込4,950円 (C)LiSA記念展「PRiSM」実行委員会 (C)Sony Music Artists Inc.All Rights Reserved.
個人的には「15 Creators_SOULFUL ARTWORK」のクリエイター作品をあしらったTシャツ(税込4,950円)がカッコいい&可愛くて、目を奪われてしまった。身につけていると、それだけで気合いが入りそう……!
眩しさはやっぱり生で目撃するべし!
『LiSA PRiSM〜LiFE is Soulful Artwork〜』は東急プラザ原宿「ハラカド」4階 MAZE にて、5月10日(日)まで開催中。LiSAの放つ強い輝きと熱を、存分に味わえる展覧会だ。15周年の節目を迎えたLiSAの活動の軌跡を、ぜひ会場で目に焼き付けてみてほしい。
文・写真=小杉美香

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