(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
2026年1月よりABCテレビ、TOKYO MX、BS朝日にて放送されるTVアニメ『違国日記』の追加キャストが発表された。
笠町信吾役を諏訪部順一、楢えみり役を諸星すみれ、醍醐奈々役を松井恵理子、塔野和成役を近藤隆が担当することが発表された。キャストからはコメントも到着している。
◆笠町信吾 CV:諏訪部順一
(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
<諏訪部順一 コメント>
登場人物たちの心の機微が繊細に描かれるヤマシタトモコ先生の作品は、思わずハッとさせられるようなセリフもたくさんあります。様式美的にデフォルメされていない、日常を普通に生きている人間が抱える心情。そういったものを演じる機会は正直多くないので、大変やり甲斐を感じます。良質のドラマ。ぜひご覧いただきたい作品です。よろしくお願いします。
◆楢えみり CV:諸星すみれ
(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
<諸星すみれ コメント>
作品の持つ穏やかな雰囲気や、心地良い鋭さがとても好きです。紡がれる言葉のひとつひとつが、生々しくも美しく、じわりと染み込んできます。キャストの皆さまのお芝居もとっても素敵で、毎回、感動の連続です。収録後はいつも、癒しの風景をみたような、美味しいごはんを味わって食べたような、なんとも満たされた気持ちになります。えみり役として、この世界に存在し、生きられるように、精一杯心を込めました。皆さまに楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
◆醍醐奈々 CV:松井恵理子
(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
<松井恵理子 コメント>
醍醐奈々役を演じさせていただいて、特に槙生さんとの会話に心地良さのようなものを感じました。とても自然体で、二人のような心の距離感の関係性は素敵だなと。この作品はいろいろな人物の「言葉」が印象に残る物語だと思います。皆さんは誰の、どんな言葉に共感したり、何を思うのでしょうか。その中で奈々さんの言葉も印象に残れば嬉しいなと思いつつ…アニメ『違国日記』ぜひご覧下さい!
◆塔野和成 CV:近藤隆
(C)ヤマシタトモコ・祥伝社/アニメ「違国日記」製作委員会
<近藤隆 コメント>
塔野和成役で出演させていただきます、近藤隆です。よろしくお願いいたします。生真面目な男、いや生真面目すぎる男を表現するのはげに難しいものかと日頃の不真面目な己を省みながら模索して収録にあたっておりました。自分なりに一生懸命、試行錯誤した塔野像をご査収いただけますと幸いです。共演者の方々にはそれなりに面白がっていただけた事もあったので太鼓判まではいかずともお恥ずかしいものではないだろうと判断しております。私が推すまでもなく、『違国日記』は心に残る大変良い作品です。原作も映画版も、そしてアニメ版にもそれぞれの良さがございますが、今冬はアニメ版をよろしくお願い申し上げます。
さらに本作のオープニングテーマにシンガーソングライター、TOMOOの「ソナーレ」に決定。また、エンディングテーマに甫木元空(Vo)と菊池剛(Key)からなる2人組バンド、Bialystocksの「言伝」に決定したことが発表された。各アーティストからコメントも到着している。
◆オープニングテーマ:TOMOO「ソナーレ」
TOMOO
<TOMOOコメント>
「違国日記」に出会ってから今日まで、わたしはもうすでに、「違国日記」の人々の言葉や眼差しを通して世界と接してきたような気がしています。それはまるで家族や友人といった近しい誰かからの影響が、自分の話す言葉やものの見方に知らず知らず浸透しているみたいに。それくらい静かに深いインパクトを受けた、自分にとって大切な作品です。風にノートのページが捲られ、過去へ、未来へひらかれていくようなメロディが聴こえて、「ソナーレ」という曲を書きました。この物語と共に響くことができたら幸いです。
◆エンディングテーマ:Bialystocks「言伝」
Bialystocks
<Bialystocksコメント>
人は誰しも、みな“違国”の住人であり、精神的な隔たりの中を生きています。言葉という、人と人とを繋げたり、時に突き放したりする道具を使いながら、不器用でも他者との関わりの中で、自分の生き方を見つけていく。この物語を邪魔することなく、誰かと誰かが交わる“交差点”で、この曲が誰かを否定も肯定もせず、登場人物のひとりのように鳴ってくれたら嬉しいです。
さらに、TVアニメ『違国日記』第1話~第2話の先行上映会が12月2日(火)グランドシネマサンシャイン池袋にて開催されることも発表された。上映後に高代槙生役・沢城みゆき、田汲朝役・森風子、笠町信吾役・諏訪部順一が登壇のトークショーも実施される。
『違国日記』は『FEEL YOUNG』(祥伝社)にて2017年7月号より連載が開始され、2023年7月号にて完結を迎えているヤマシタトモコによる漫画作品のTVアニメ化。。人見知りな小説家・高代槙生と、その姪であり、両親を事故でなくした少女・田汲朝による年の差同居譚。放送開始まで2カ月に迫るTVアニメ『違国日記』の続報を待ちたい。

広告・取材掲載