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【この音楽…良い!】mikah、Homesick三部作の第1章「Escape」をリリース 88risingコラボで注目のSSWが描く葛藤と旅立ち

アーティスト

「Escape」ジャケット写真

アメリカの人気音楽レーベル 88rising(エイティーエイト・ライジング)とのコラボレーション「Butterflies」で注目を集めるシンガーソングライター mikah(ミカ)が、新曲「Escape」をリリースした。

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本作は、mikahのニュー・シングルプロジェクト「Homesick三部作」の第1章となる楽曲だ。

夢を追いかけたい衝動と、離れがたい故郷への想い。

その間で揺れる葛藤が、感情の余白を残したサウンドとナイーブな言葉で描き出されている。音楽面では、R&Bのリズム感、インディーポップの透明感、オルタナティブロックのギターが融合されている。代表曲「so I don’t forget」の情緒を継承しつつ、より立体的でグローバルな音像へと進化を遂げている。

歌詞に繰り返される「Can I escape, is it too late」(逃げられるかな、もう遅いかな)

このフレーズに込められているのは、安心できる場所から飛び出したいという願いと、踏み出す怖さのあいだで揺れるリアルな感情だ。中でも印象的なのが「I’m at home sick and I’m sick of it」(だけど、もう「ホームシック」にも「この家」にもうんざり)という一節である。“homesick(ホームシック)”の言葉に重ねられた二重の意味が、本作の核心をなしている。

今回のリリースにあたってmikahは、次のように語っている。

「この曲は、ハワイで過ごしていた自分の実体験がもとになっています。幸せ、不満、混乱――いろんな感情がぐちゃぐちゃに絡み合っていたあの頃。何が欲しいのかはわからなかったけど、“もっと何かがあるはず”という気持ちだけは確かにありました。“Escape”というタイトルは、“心地よいけど、どこか自分を縛る場所”から抜け出したいという思いから生まれました。」「育った場所を離れるのは簡単じゃない。でもそれは、きっと“本当の自分”を見つけにいく旅のはじまりなんだと思います。」

誰もが一度は感じたことのある、あの“逃げたい夜”。「Escape」は、その夜の扉に手をかけるリスナーの背中をそっと押す楽曲となるだろう。

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