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秋山黄色、ゲストにCLAN QUEENを招いた饗宴 『秋山黄色presents「BUG SESSION vol.2」』のオフィシャルレポートが到着

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秋山黄色

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秋山黄色が、ゲストにCLAN QUEENを迎えた『秋山黄色presents「BUG SESSION vol.2」』を9月5日に東京キネマ倶楽部にて開催した。

2024年4月東名阪zeppでの初開催から2度目となった「BUG SESSION」。初回は緑黄色社会・PEOPLE 1、そして秋山黄色ソロ編成とバンド編成という異色の組み合わせで開催されたことも記憶に新しい。2回目となる今回は、活動の全てがコンセプチュアルである事= “アートロック “を標榜する新世代ユニットCLAN QUEENを迎えた。

SEと眩い照明による演出を経てステージに立ったCLAN QUEEN。バンドにとって初のアルバムとなった『VeiL』のオープニングナンバーでもある「Loud Land」でライブの火ぶたを切った。「求世主」「サーチライト」でオーディエンスのボルテージを一気に引き上げる。するとAOiが「次の曲は僕が大学生の時にカバーしてた曲やります」とつぶやき、いきなり秋山黄色の代表曲の1つ「猿上がりシティーポップ」のカバーを披露するなどまさかのサプライズも飛び出した。

そんなCLAN QUEENのパフォーマンスで、会場の東京キネマ倶楽部はすでに熱気が充満していた。場内の照明が暗転すると、アンビエントなSEと共にサブステージからたった1人で登場した秋山黄色。そのままBUG SESSIONの為にリアレンジした「ホットバニラ・ホットケーキ」で口火を切る。「アイデンティティ」「Caffeine」と攻めたセットリストで観客も思わず声を上げる。

「CLAN QUEENと現場が被ることが多くて、なんかでツーマンやりたいんですよと言ってくれて。できればBUG SESSIONでやりたいと。楽しみを見せつけたいから今日1日よろしく。」と語って新曲である「ネイルイズデッド feat. 100回嘔吐」をプレイ。傷つくことを恐れて自らの殻に閉じこもるのではなく、誰かとの関わり合いを求めて傷を負いながら手を伸ばす。繊細ながらも激しいバンドセッションはそのまま「INSOMNIA」へなだれ込む。大胆に躍動するグルーヴを保ちながら、「ソニックムーブ」、そして曲間にCLAN QUEEN「禁断の森」のカバーを挟んだ「宮の橋アンダーセッション」をパフォーマンス。本編ラストを飾ったのは、秋山黄色が奏でる強烈なギターが、行き場のない感情を先導させる「やさぐれカイドー」だった。アンコールでは、「猿上がりシティーポップ」と「Wannabe」を披露。当日にセットリストを変更したという「猿上がりシティーポップ」では、「CLAN QUEENがカバーしてくれたけど、本家大元の方がすごいから」と秋山黄色らしさたっぷりの表現で感謝を伝えた。

また、秋山黄色は、10月4日(土)より放送のTVアニメ『味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す』のオープニング主題歌に新曲「Quest」(ヨミ:クエスト)を書き下ろしたことも発表している。

ライブについては、全国9か所のライブハウスを巡る秋山黄色のライブハウスツアー『秋山黄色 LIVE HOUSE TOUR 「鬼奏本能」』を発表したばかり。ファイナルは自身初の舞台となる恵比寿LIQUIDROOMで行われる。昨年開催された『秋山黄色 NON-REM WALK TOUR』から約10か月ぶりのツアーとなる。

Photo by Ryotaro Kawashima

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