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ディガブル・プラネッツ 来日公演決定 ジャズ・ヒップホップの先駆者が示す普遍的な創造性

アーティスト

Digable Planets

ジャズ・ヒップホップの先駆者、DIGABLE PLANETSが8月にビルボード東京、大阪で来日公演を開催することが決定した。

DIGABLE PLANETSの音楽を再生

グラミー賞を受賞した名曲「Rebirth Of Slick(Cool Like Dat)」で1993年に鮮烈なデビューを飾ったDIGABLE PLANETSは、Ishmael “Butterfly” Butler、Craig “Doodlebug” Irving、Mary Ann “Ladybug Mecca” Vieiraからなるトリオだ。

彼らはジャズ・サンプルと詩的でメッセージ性の高いライムを融合させ、1990年代初頭のヒップホップ・シーンに新たな潮流をもたらした。

デビュー・アルバム「Reachin’(A New Refutation of Time and Space)」では、都市生活の現実など、社会的なテーマに深く踏み込んだ内容が評価され、RIAAゴールド認定を受けるなど商業的な成功も収めた。

続く2ndアルバム「Blowout Comb」では、ブラック・リベレーションをテーマに掲げたスピリチュアルかつ芸術的な作品を発表し、後続のヒップホップ世代やアフロフューチャリズムに多大な影響を与えた。

2000年代以降はそれぞれソロ活動を展開していたが、2015年にグループとして再始動。以降は世界各地でライブ活動を重ね、2017年にはライブ・アルバム「Digable Planets Live」をリリースしている。

生演奏によるダイナミックなパフォーマンスと洗練されたステージングにより、再評価の声が高まり続けている。デビューから30年を経てもなお、ジャンルを越えた創造性とメッセージでシーンに影響を与え続ける彼らの、その革新的なサウンドとグルーヴを直接体験できる貴重な一夜となるだろう。

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