クール&ザ・ギャングのマイケル・サムラーが死去、享年71歳

米人気R Bグループ、クール&ザ・ギャングのバックボーカル、マイケル・サムラーが24日、ジョージア州アトランタ郊外での交通事故により71歳で亡くなった。事故は同州コブ郡のベテランズ・メモリアル・ハイウェイで発生、マイケルが運転する黒の乗用車が他車と衝突し、現場で死亡が確認された。相手の運転手(33)は無傷だったという。
1985年にクール&ザ・ギャングに加入したマイケルは、約40年にわたり同グループの舞台で活躍。エネルギッシュな歌唱とカリスマ的な存在感でファンに親しまれ、若手メンバーの指導的役割も果たしてきた。
グループの創設メンバーでベーシストのロバート・“クール”・ベルは「また一人、大切な兄弟を失った。マイクなしのステージは寂しい」と追悼の言葉を述べている。
1969年に結成されたクール&ザ・ギャングは、グラミー賞2回、アメリカン・ミュージック・アワード7回受賞、31枚のゴールド/プラチナアルバムをリリースした。1973年のアルバム「ワイルド・アンド・ピースフル」に収録された「ファンキー・スタッフ」や、1980年の世界的ヒット曲「セレブレーション」など、多くの名曲を世に送り出した。
2015年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を獲得、2024年にはロックの殿堂入りを果たすなど、長年にわたり音楽シーンを牽引してきた。
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