NISHIOKA、新曲「HANAZONO」がiTunes UKシンガーソングライターチャートで日本人初のTOP10入り
シンガーソングライターのNISHIOKAが、5月1日に配信リリースした新曲「HANAZONO」が、iTunes UK「シンガーソングライター」チャートで第5位にランクインした。これは日本人シンガーソングライターとして初のTOP10入りという快挙となる。
この楽曲は、日本最大のスラム街と呼ばれた大阪・西成で生まれ育ったルーツを背景に、都市の片隅で生きる人々のリアルを描いた作品である。そのリアリティと普遍性が国境を越えて、海外リスナーの心にも深く響いている。
「HANAZONO」はラブソングでも応援歌でもない。社会に見放されながらも、それでも必死に生きる「名もなき人たち」の内なる声を、静かに、しかし確かに掬い上げた一曲だ。
現在、世界は国際的に複雑な問題を抱え、構造的な歪みによって貧困や分断が加速している。それは決して遠い国の話ではなく、日本もまた、同じような現実にすでに直面している。
「HANAZONO」がイギリスで注目されたのは、そのような時代に“目をそらさずに生きる人の声”が必要とされているからなのかもしれない。
真っ直ぐな言葉とメロディが、どこかの国の話ではなく、“自分たちの話”としてリスナーの心に届いたという事実が、この楽曲の持つ本質を何よりも物語っている。
6月には「HANAZONO」のリリックビデオも公開される予定とのこと。
シンガーソングライターNISHIOKAが描く“都市の片隅のリアル”が、今後どこまで広がっていくのか。静かな注目が集まっている。
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