ギャング・オブ・フォーのベーシスト、デイヴ・アレンが死去

ギャング・オブ・フォーのベーシストであるデイヴ・アレンが死去した。69歳だった。同バンドの結成メンバーとして、ジョン・キングやヒューゴ・バーナム、ゲイル・グリーンウッド、テッド・レオと共に70年代に活躍したデイヴが、長期にわたる認知症の末に他界したことが6日(日)にバンドの公式インスタグラムで伝えられた。
その投稿ではこう綴られている。「私たちの昔からの音楽パートナーであり、友人であり、素晴らしいミュージシャンであったデイヴ・アレンが土曜の朝に死去したことを傷つきながらも満たされた心でお伝えします」「デイブは数年前から混合型認知症の初期症状を患っており、それは妻パディと子供たち、親しい友人にとってはとても辛いものでした」「私たちの愛と思いは彼らとともにあります。ジョンと私(ヒューゴ)は彼に会いに行き、彼と遺族と共に素敵な時間を過ごしました。共に過ごした豊かで鮮明な思い出を何時間も語って笑い合いました」「私たちは彼のような最高の人と人生で一緒に過ごすことができ、とても幸運でした」
デイヴは1981年、ワールド・ドミネーション・レコーディングスを創立するため、ギャング・オブ・フォーを一度脱退、その後に復帰して2004年から2008年まで活動した。ギャング・オブ・フォーはアメリカでのさよならツアーを現在準備中で、デイヴの地元ポートランド公演では、ステージに招待する予定であったそうで、「残念ながら、その懸け橋はあまりに遠くなってしまった。古き友人よ、さようなら」と投稿は締めくくられている。
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